2016.08.11 THU
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広報レポート<先発投手としてのメド>

先発の増井投手
好守備をみせる中島卓選手

投球数めどは100球でした。6回を終えて98球を投げていたものの、増井投手は7回のマウンドにも上がりました。そして、2死で迎えた打者には、粘られながらも最後は渾身のストレートで見逃し三振にしとめました。予定を大幅に超える118球で7回2失点。5回に奪われた2点は失策が絡んだもので、自責点は0。前回登板の5回無失点に続き、先発投手としての防御率は0.00と期待通りのピッチングを見せてくれています。

先発転向2試合目ながら、先発ローテの不可欠なピースとなりえるだけの存在感を示しました。チームでは13試合連続で先発がクオリティースタート(6イニング以上を投げて3自責点以下)を決めて勝ち投手になっていない状況。しかも、この1ヶ月の22試合で先発が7イニングを投げ切ったのは、有原投手4度、メンドーサ投手1度の5試合しかありません。それだけをみても、価値のある試合でした。

粘り強く相手をじわじわと苦しめるファイターズらしい攻撃が影を潜めたことで援護に恵まれず、先発としての初黒星も喫しました。それでも、大谷投手の登板が見送られ、吉川、メンドーサ両投手は出場選手登録抹消中という苦しい台所事情を強いられる中、元守護神が先発ローテの“救世主”になる可能性は十分ありそうです。

先発投手コメント

先発の増井投手

増井投手
<7回 球数118 打者30 安打5 三振8 四球4 失点2 自責点0>

「きょうはスライダーがよくなかったので、カーブとフォークで組み立てたんですけど、ピッチングの幅が広がったという意味では、いい収穫になったと思います。やるべきことに徹してある程度結果が出せたことはよかったです。フォアボールを解消できればもう少し楽なピッチングができると思うので、次回の課題にしていきたいです」

栗山語録

栗山監督

Q.今日の試合を振り返って
「悔しいの一言です」

Q.増井投手は7回自責0
「110球越えてどうなるか気になったけどスピードガン以上にボールはきていた。先発としてしっかりゲームを作っていたからこそ勝たせてやりたかった」

Q.打線は多和田投手の前に3安打と沈黙
「確かに素晴らしいピッチングだったけど、素晴らしいからすいませんではいけなかった」

Q.3ゲーム差で次のカードへ
「まず連敗しない事。疲れているのも分かるけれども、とにかく頑張ります」

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