2016.08.19 FRI
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広報レポート<ただお手上げで終わらない>

盗塁を決める大谷選手
ヒットを放つ中田選手

9回裏の先頭打者、クローザーのサファテ投手から9球粘りに粘って四球を選んだのは西川選手。月間打率は.379で8月度の月間MVP候補にもノミネートされる打撃好調なリードオフマンでも、初回は5球で見逃し三振、3回の第2打席は空振り三振と完全に押さえ込まれてしまいました。そこからも、この日先発したホークス和田投手を打ち崩すのは容易でなかった事がうかがえます。実際に8回までにスコアリングポジションにランナーを進めたのは1度きり、7回にヒットで出塁した大谷選手が盗塁で二塁を陥れた場面だけでした。

初回、2回と2本の本塁打で序盤に3点を失ってしまったのは先発の有原投手。三者凡退に打ち取った5回を除いては毎回スコアリングポジションにランナーを背負う苦しいピッチングでした。それでも3回以降はスコアボードに「0」を並べる粘りの投球で打線の援護を待ちます。6回を投げ終えて球数は102球、そこから7回、8回もマウンドに上がり、終わってみれば8回を投げきりクオリティ・スタート(6イニング以上を投げて自責点3以下)。中継ぎ投手に託したイニングは1回のみで、6週間連続6連戦が続くスケジュールの中あっては非常に価値ある粘投でした。

残念ながらチームとしては和田投手を攻略できませんでした。ただ、有原投手が長いイニングを投げたことで明日、明後日はブルペンをめいっぱい使って戦うことができます。天王山2戦2勝で首位奪取を目指します。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<8回 球数118 打者33 安打7〈本塁打2〉 三振9 四球2 失点・自責点3>

「あの2球(本塁打2本)だけ悔やまれます。大事な試合だっただけに決め球が甘いところに入ってしまいました。勝たないと意味がないですし、1点が左右する試合だと思っていたので、先制を許してしまい、流れを持って行かれたことが本当に悔しいです」

栗山語録

栗山監督

Q.有原投手は序盤の2被弾が響いた
「すべてのボールが完ぺきということはない。あそこだけだったね。その後は何とかしたかっただろう。点を取ってあげられればよかったんだけど」

Q.打線は4安打
「和田は良かった。でも、『良かった』で終わってしまってはいけない。こういうやられ方を次につなげてくれるように」

Q.あすに向けて
「今日負けたら終わりという試合が続く。あした目一杯いくしかない」

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