2016.08.23 TUE
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広報レポート<速攻と粘投>

先発のバース投手
先制打を放った大谷選手

2回以降は相手投手の術中にはまったのは事実かもしれません。しかし、9イニングでより多くの得点を挙げたチームが白星を手にするのが野球というスポーツです。ヨーイドンでリードして逃げ切る。そんな一戦でした。初回、先頭の西川選手が内野安打で出塁すると、送りバントから大谷選手が右前に先制打。さらに、相手守備の失策で2死一、二塁となったところで、陽選手が右翼席へ11号3ランを放ちました。陽選手にとっては7月8日以来となる久々の一発。一気に優位に立つことに成功したのです。

速攻で挙げた4点は、先発・バース投手には何よりのプレゼントとなりました。「大谷にはホームランを打って欲しかったけど、ダイカンが打ってくれたね」。自分がマウンドに上がる前に大量援護を受けると、”入り”が難しいといいます。立ち上がりに1死から連打を浴びますが、4番を併殺に打ち取って無失点。流れを相手に渡さなかったことで、2回以降の粘りのピッチングにつながりました。6回1失点で6勝目。先発登板した最近の6試合中、5試合でクオリティースタート(6イニング以上を投げて3自責点以下)を決めています。”代役”としての先発が多い助っ人右腕が、リーグ優勝へ向けての重要なピースとなっていることは間違いありません。

今シーズン中、結果次第ではホークスに優勝マジックが点灯する状況が何度もありながら、一度もそれを実現させていません。逆にファイターズは早ければ明日首位に立ち、26日に優勝マジックを点灯させることができます。ホークスとは9月末まで直接対決がありません。それまでに大切なのは、踏ん張って離されないこと。そして、チャンスとみれば一気に突き放すこと。残り30試合、熱い戦いが続きます。

先発投手コメント

先発のバース投手

バース投手
<6回 球数94 打者25 安打6 三振4 四球2 失点・自責点1>

「打線が初回に4点を取ってくれたから、自信を持って試合に入れたよ。2回に点を取られたけど、特に気にすることなく自分のリズムで投げられた。最低限の仕事はできたと思うよ。大事な6連戦の頭だから、このままチームが勝つことを祈るよ」

栗山語録

栗山監督

Q 初回の4点で逃げ切りました
「3回以降、点が取れていない。追いつかれそうで、嫌な展開だったけれど、目いっぱい勝つことだけを考えてやる。必死になってやるだけ」

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