2016.09.17 SAT
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広報レポート<今年こそは「ミラクルファイターズ」>

中田ジャンプを巻き起こした中田選手
ハイタッチを交わす田中賢選手と増井投手

初回からいきなり2失点。先頭岡田選手は詰まりながらもセンター前へ、2番荻野貴選手はバスターで三塁線を破るタイムリー二塁打。「流れは未だファイターズにあらず」そんな嫌なイメージを抱かせる2連打であっさりと先制を許してしまいました。バファローズ戦に続き3試合連続で初回失点、好調増井投手でも嫌な流れを断ち切れない苦しい立ち上がりでした。

しかしこの日は違いました。身に纏ったのは北海道移転初年度から2010年まで着用した北海道日本ハムファイターズとしての初代ユニフォーム。着用した7年間でリーグ優勝3回と道民に広く愛されるファイターズを築き上げました。稲葉選手、セギノール選手、高橋信選手ら、かつてのファイターズを支えた名選手の応援歌でナインを後押します。応援の勢いそのままに初回から岡選手の適時内野安打ですぐさま得点を返すと、2回には近藤選手の同点打、3回には打者一巡7安打の猛攻で一挙6点のビッグイニングを作り逆転しました。投げては増井投手が3回以降は持ち前のゴロアウトを奪うピッチングで7回を2失点。今週唯一となるクオリティ・スタートの好投でマリーンズの追随を許しませんでした。

中でも7回中田選手のチャンスの場面では稲葉ジャンプならぬ中田ジャンプで打席を後押し。公式戦では2014年以来となる札幌ドームお馴染みの応援スタイルが一夜限りで復活しました。引退試合で後継に指名された主砲はタイムリーツーベースでその声援に応えました。「ミラクルファイターズ」稲葉選手がラストイヤーに口にしたこの台詞を、その魂を受け継いだ選手たちが今年実現させます。

先発投手コメント

先発の増井投手

増井投手
<7回 球数91 打者29 安打9 三振2 死球1 失点・自責点2>

「初回に2点取られてしまったんですけど、チームが逆転してくれることを信じてたので、その後をしっかり粘れたのはよかったと思います。初回は少し高めに浮いてたんですけど、2回以降少しずつ修正できました」

栗山語録

栗山監督

Q.増井投手が7回2失点で先発5連勝
「スタート(立ち上がり)をゼロにという思いで力みとかいろいろあった。その後が大事。点を取ったあと、増井らしくランナー出しながら投げてくれた。ここにきて先発が重要で、疲れが出てくる中でしっかりと仕事をやり続けてくれている。感謝しかない」

Q.打線も爆発
「こっちとしては信じていくだけ。連戦が続いて疲れはあったと思うけど、普通の状態に戻ってくれるのを待つだけだった。状態が上がっている選手が多くなってきたのはいい。みんな(相手投手への)ボールの投げさせ方が素晴らしい」

Q.ホークスも勝って0.5差追走
「相手は関係なく、全部勝てば可能性はある。しっかりとやっていく」

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