2017.04.26 WED
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広報レポート<悲しきバースデー>

初回に一発をあびる村田投手
祝砲を放ったレアード選手

報道陣から振る舞われたバースデーケーキのろうそくの火を消しながら、栗山監督はこう言いました。「悪い流れを消し去ってやる」。56回目の誕生日。大型連敗を止め、新しいスタートを切るには最高のシチュエーションが用意されたはずでした。しかし、希望はプレーボール直後、一瞬にして絶望に変わりました。先発・村田投手が立ち上がりを攻められ、2被弾を含む4失点。2回以降は粘りのピッチングを披露し、2番手以降の投手陣も踏ん張って「0」を並べましたが、元気のない打線にとって、跳ね返すには大きすぎるビハインドでした。

相手先発に対し、2回、4回、5回と3度先頭打者が出塁しながら無得点。しかも、そのうち2度は併殺と、チャンスを活かせないままイニングが進んでいきました。試合前に「ワンヒット・ギフト」と指揮官に宣言していたレアード選手が7回2死で左翼席に4号ソロを放ちましたが、“バースデープレゼント”はその1点だけ。9回に2四球で一発同点の場面を作って執念を見せたものの、後続が連続三振を喫して万事休すとなりました。

大差をつけられたライオンズとの3連戦に比べれば、「一本出ていれば」という場面まで追い詰めることはできています。つまり、為す術がなかった時期とは違い、あとは投打の歯車が噛み合えば状況は変わってくるに違いありません。「前に進むことを信じる」。栗山監督は連日、試合後にそう話しています。監督就任6年で3勝2敗(2013年は試合なし)となった誕生日をターニングポイントに。「単なる屈辱」はファイターズの辞書にはありません。この経験を血肉として、「大いなる雪辱」に結びつけなければならないのです。

先発投手コメント

先発の村田投手

村田投手
<4回 90球 打者22 安打5〈本塁打2〉 三振3 四球5 失点・自責4>

「初回の立ち上がりですね。大事に行かないといけなかったんですけど、甘く入ってしまいました。最低でも2回以降のピッチングを頭からしないといけませんでしたね。(次回に向けて)切り替えてやるしかありません」

栗山語録

Q.終盤粘りを見せました
「やるべきことをきちんと出来るかどうか。出来てるところと出来てないところがある」

Q.中田選手に復帰後初安打が出ました
「長いスパンで考えて、チームを支えてくれることを信じてる」

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