試合情報

同一カード3連敗を喫したのは今シーズン5度目となりました。3回途中まで無安打に抑えていたメンドーサ投手が突如崩れ、痛恨の本塁打を浴びるなど4点を献上しました。
先発投手の援護をした野手陣は2回に大野選手の左前適時打で先制すると、逆転された後も石井一選手の右中間三塁打で再逆転に成功しました。しかし、後半戦開始直後に奪われた3点が重くのしかかりました。

この3試合で前半戦（1回から5回）に奪った得点は9点。一方、後半戦（6回から9回）に奪った得点は僅か2点でした。試合の流れを作るチャンスメークが序盤にあることは利点にはなりますが、試合の流れを支配するのには追加点が足りませんでした。相手にリードを許すことで自ずと勝利の方程式と対峙することになります。中継ぎ陣をどう打ち崩すのか。その苦しい展開が強いられるなか攻略の糸口をつかめず、粘ることができませんでした。

しかし、敗戦の中にも光はありました。8回から登板した田中豊投手。先頭打者にこそ二塁打を打たれましたが、後続を3者連続三振に切りました。縦に落ちるフォークで中村選手から三振を奪うと、強打者メヒア選手に対しては外角低めの真っすぐで見逃し三振。最後は外崎選手に対して内角低めの真っすぐで3者連続三振を成立させました。最速150kmの剛速球で真っ向勝負をした田中豊投手。その姿は頼もしい姿へと変わっていました。次の登板にも期待がかかります。

メンドーサ投手
＜5回1/3 80球 打者26 安打8〈本塁打1〉 三振3 四球3 失点・自責点5＞

「3回の連打と四球が悪い流れを作ってしまった。球自体はよかったけど、投げミスがあるようでは勝負にならない。チームが逆転してくれたあとも粘ることができなくて本当に残念。中継ぎ陣には負担をかけるけど、逆転してくれることを信じて応援するよ」

Q.6回途中で交代したメンドーサ投手は
「ご覧の通り。状態は悪くないんだけど、点の取られ方を見ると、もっとできることがあるかもしれない」

Q.ドレイク選手が適時打にヘッドスライディング
「それが彼のスタイルなので。すごくいいと思います」

Q.田中賢選手が通算200盗塁
「素晴らしい。映像が発達した時代になって走るのは難しいんだけど」

Q.明日からホークス3連戦
「何とかしないといけないから何とかします」