2017.07.12 WED
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広報レポート<捲土重来の後半戦へ>

先発の大谷投手
2安打の松本選手

勝率5割を割り込んだ交流戦でのつまずきから立ち直ることはできませんでした。リーグ戦再開後にも黒星は増える一方で、オールスターブレーク前の82試合で31勝51敗。続出した故障者、調子の上がらない主力…。数え切れないネガティブな要素を抱えながらの戦いを強いられました。昨シーズンの歓喜から一転。勝ち続けることの難しさを痛感させられる前半戦でした。

苦しい状況の中で光を見出した選手はいます。この試合でも2安打2打点を記録した6年目の松本選手は、ブレイクの兆しをはっきりと見せた選手の一人。また、“復活”という言葉以上の気配さえ感じさせるのは、松本選手と同期の上沢投手でした。この1ヶ月間、序盤に崩れる先発投手陣が多い中、ゼロ行進でチームを勝利に導いてきました。

もちろん、ここから光を見出そうとする選手もいます。この日の先発は大谷投手。当初から球数制限があって2回途中で交代しましたが、投げなければ前に進めないことを考えれば、まずはスタートラインに立ったことにこそ意味があるでしょう。また、途中出場した岡選手は2打数2安打。期待されながら出遅れた男たちの“反攻”も、後半戦の見どころになるはずです。

主力たる選手たちも主力としての存在感を見せてくれるでしょうか。後半戦は、前半戦よりも少ない61試合。その中でどんな姿を見せられるかが、捲土重来の鍵になることは間違いありません。

先発投手コメント

先発の大谷投手

大谷投手
<1回1/3 29球 打者8 安打2 三振2 四球3 失点・自責点4>

「やろうとしたことは全然できなかったですね。出力を上げるという意味では問題なかったんですけど、制御することができませんでした。課題が残る内容でした。メンドーサにも申し訳ないことをしました。きょうの反省を次に生かせるよう、しっかり調整していきます」

栗山語録

栗山監督

Q.前半戦を振り返って
「ただただ責任を感じている。いろんなことが起こるのが野球。力のある選手のケガとかもあって、こういう結果になったのは自分の責任」

Q.存在感を見せた選手は
「あまりいないから苦しくなっている。自分らしさを出したのは(松本)剛だと思うけど」

Q.大谷選手が投手として一軍復帰
「遅い早いは別として、前に進む上で一軍で投げる必要はあった。出力は上がっているけど、ここから。まだやらなきゃいけないことはある」

Q.後半戦に向けて
「後半ということではなく、できる準備をしっかりして、全力でやる。“姿”を見てもらうしかない。喜んでもらえる試合ができるようにやっていく」

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