2017.07.25 TUE
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広報レポート<8年ぶりの釧路で深めた実感>

ヘッドスライディングの大田選手
2安打の松本選手

道東のファンの熱気に包まれました。北海道日本ハムファイターズは2009年以来、8年ぶりに釧路市民球場へ帰ってきました。最新鋭の大型ビジョンに、人工芝など、球場は一新されていました。当時を知る選手は、田中賢介選手くらいで、大半が初めての釧路市民球場でのプレーとなりました。釧路市内の宿舎からバスでの移動の道中。本拠地を北海道へ移転当初から在籍する職員の1人は「まったく当時の記憶がないですね」と車窓を眺め、過去を紐解こうとしていました。それほど長い間、ご無沙汰していました。釧路名物などを提供する売店が並んだ球場の周囲は、多くのファンでごった返していました。
 ある女性ファンと立ち話をする機会に恵まれました。釧路市内に在住しているそうです。「待っていました。これから、ずっと釧路で試合をしてもらえるのでしょうか。やっとチケットが取れました」。小学生の野球少年の母でもある、その方はうれしそうに話していました。道東シリーズの今カードは翌日の7月26日(水)には、帯広に戦いの場を移します。帯広大谷高出身でヤクルトからトレードでの獲得を発表した杉浦稔大投手の話題へと発展しました。その女性ファンは「杉浦投手が入団するので、いつかは釧路からもファイターズの選手が誕生してほしいです」と、1つの願いを打ち明けてくれました。あらためてファイターズは、北海道を拠点にしていると実感できた出会いでした。
 北海道へ本拠地移転後、1000勝の節目に王手をかけて臨んだ一戦でした。またも足踏みしました。ただ、ぎっしりと埋まったスタンドが証明するようにファンの方々の後押し、応援があって刻むことができた軌跡であると再認識しました。この日の1万1534人の観衆から注がれた声援は、選手の記憶に残っていくでしょう。不本意な試合内容の黒星を喫し、しっかりと返礼はできませんでしたが、全員で心を折らずに帯広から再スタートをします。

先発投手コメント

先発の有原投手

有原投手
<6回 120球 打者32 安打11〈本塁打1〉 三振5 四球3 失点・自責4>

「やっぱり先制されたことが大きかったです。ホームランを含めて、あの2点で抑えられれば試合の流れも変わってきたかもしれないので、もう少し粘りながら長いイニングを投げたかったです」

栗山語録

栗山監督

Q.有原投手のピッチングを振り返って
「悪いとは思わなかった。あの状況でよく投げてくれたと思う」

Q.大田選手が久々のスタメンで2安打を記録しました
「姿がいいよね。何とかしたいんだ、というものが伝わった」

Q.(前回開催2009年は降雨ノーゲームで)9年ぶりの釧路での試合となりました
「こういう素晴らしい人工芝の球場を作ってくれたんだけど、本当に申し訳ない。ただ、こういう時もあるので、いつか必ず釧路の皆さんが喜んでくれるようにやっていきたい」

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