2017.08.14 MON
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広報レポート<リセット>

四番手で登板した鍵谷投手
本塁打を放つ大谷投手

先発・村田投手が4回まで1失点に抑えると、アクシデント交代を受けてマウンドに上がった5人のブルペン陣は走者を出しながらも無失点リレーを披露しました。打っては中田選手の先制打を皮切りに、適時打3本で中押しに成功。そして、大谷、中田両選手の連続アーチがトドメとなりました。投手陣が最少失点に抑え、攻撃陣は小刻みに得点を奪う。そんな“理想的な試合”は、表現することは簡単でも実現させることがどれだけ難しいか。改めて痛感する一戦でした。

「“普通”の試合ができた」。栗山監督は久々ともいえる快勝をそう振り返りました。歯車が狂いっぱなしの今シーズン。特に交流戦明けからは後手を踏む試合展開が多く、白星が増えない苦悩の時期を送っています。たとえば、6点以上のリードをつけて勝った試合。今季はわずか3試合しかありません。たとえば、ファイターズよりも順位が上のパ・リーグの4チームと敵地で戦って勝った試合。5月6日のバファローズ戦(京セラ)まで遡らなければなりません。“普通”ではありえないことが2017年は起き続けてきたのです。

「◯◯試合ぶり」のーー。そんな数字が大きくなる中、この試合でリセットできたものもあります。「こういう試合をやっていくしかない」。指揮官の闘争心は失われていません。昨日までを黒歴史として振り返ることができるのか、それとも、まだこの先も続いてしまうのか。今シーズン、残りは41試合です。

栗山語録

栗山監督

Q.これだけの快勝は久しぶり
「普通なら、こういう試合は何試合かに1回はあるんだけど。きょうは普通の試合ができたということ。いままでなぜこうならなかったのか。なんでかなあ、と。残り41試合、こういう試合をやっていくしかない」

Q.投手陣が踏ん張った
「(田中)豊樹、鍵谷は前に進んでいるし、白村も良かった。村田もすごく良かったよね。村田はこういうイメージだった。ボールが強くて、テンポも良くて。ただ、いいピッチングをしているんだから、(途中降板のようなアクシデントは)何とかしないと」

Q.最終回に2本塁打
「久しぶりに(大谷)翔平らしかった。『大谷翔平いたんだ』という感じだった。(中田)翔だって、こんなに打てないことはないんだから。ここから打ちまくらないと。体調も良くなっているし」

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