2017.09.08 FRI
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広報レポート<同期入団の存在>

8回途中2失点と好投した高梨投手
無失点で切り抜けた白村投手

昨シーズン優勝を決めたこのメットライフでの試合、今シーズンに入って0勝6敗と勝利を挙げていませんでした。その敵地で苦手意識を払拭させる熱投を見せたのが先発・高梨投手が投じた129球でした。

初回・先頭打者に安打を許したものの、後続を三者連続三振に切り、上々の滑り出しで試合に入りました。先発投手にとって立ち上がりが難しいとよく言われる初回を無失点に抑えると、4回まで3イニング連続となる三者凡退で相手打線を引きつけることなくリズムを作りました。その後も勢いに乗り8回途中まで投げ、奪った三振は今シーズン最多となる「10」を記録しました。

8回途中からは同年代の白村投手にバトンタッチ。高梨投手に「頼むよ」と言われた白村投手は「あそこで抑えないと(高梨投手に)自責が付いてしまうので抑えられてよかった」と火消し役を務めました。「同年代だから。仲間だから」というシンプルな理由が白村投手にとって大きな原動力になっているのかもしれません。

2013年ドラフトで入団し、4年目のシーズンを過ごす両投手。仲の良い二人は互いの存在を意識し合うことがプラスに働き、成長に繋がっています。白村投手は入団した2014年、10試合に登板すると2015年は50試合に登板しました。一方、高梨投手の一年目は一軍での登板機会を得られずファームで過ごしました。そして2年後の2016年、高梨投手が新人王を獲得。お互いの存在が少なからず影響していたことでしょう。切磋琢磨して成長を遂げる二人の活躍に今後も期待がかかります。

先発投手コメント

先発の高梨投手

高梨投手
<7回2/3 129球 打者29 安打5 三振10 四球1 失点・自責2>

「きょうの展開なら最後まで投げないといけなかったんですけど、回の途中で代わってしまったのは残念なんですけど、とにかくチームが勝ってくれてよかったです。(10奪三振に対して)真っすぐも変化球も調子がよかったので、その結果が繋がったのかなと思います。援護してくれた野手の皆さんに感謝したいです」

栗山語録

Q.高梨投手が好投
「まだまだ良くなる。自分の感覚で投げられていた。なかなかこういう形にしてあげられなかったから良かったね。完封させてあげたかったけど、球数もいっていたから」

Q.集中打で7得点
「相手からもらったところもあるけど、自分たちのやることをやっているからね。できることをしっかりとやっていくだけ」

Q.大谷投手は2本塁打
「まあ、普通だね」

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