2017.09.18 MON
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広報レポート<プロ2年目の成長>

本日のヒーローの二人
ウィニングボールを手渡す井口投手

今季4度目の先発のマウンドに上がった吉田投手はプロ最長となる7回1失点の好投でプロ初勝利を挙げました。初回に同年代の横尾選手が右翼フェンス直撃の2点タイムリーを放つと9回のマウンドは井口投手が締めました。大卒プロ2年目の3選手がチームの勝利に貢献してみせました。

2015年ドラフト会議で7位指名された吉田投手。昨季は同期入団の井口、加藤両投手が一軍で活躍する中、吉田投手は一軍登板の機会を得られずファームで過ごしていました。リーグ優勝、そして日本一の輪には勿論入ることができず、ただただ悔しい思いをしていました。今季はファームで5勝6敗と技術を磨き一軍での登板を虎視眈々と狙っていました。この日が4度目のチャンス。本人は「最後のチャンス」だと覚悟を決めて臨んだ試合でした。観戦に来ていた両親の前での1勝。それは吉田投手本人だけではなく、家族、チームメート、応援するファン全員が喜ぶ1勝となったはずです。同ドラフト6位指名の横尾選手も「去年から2軍で一緒にやってきた仲なので、援護してあげたかった」と笑顔で祝福しました。

今季プロ初勝利を挙げた投手はこれで6人目となりました。今年8月20日の埼玉西武ライオンズ戦では同期入団のドラフト1位・上原投手がプロ初勝利。プロの世界に入って2年目を迎えた選手たちは着々と力を付けてきていることでしょう。残り15試合となりましたが我々に消化試合はありません。少しでも成長の糧を得られるように戦っていきます。

先発投手コメント

先発の吉田投手

吉田投手
<7回 103球 打者26 安打5 三振3 四球2 失点・自責1>

「初回に点を取ってくれたので楽な気持ちで投げさせてもらいました。ただ、前回の登板で序盤に3点リードしてくれたあとに逆転されてしまったので、きょうは常に同点のつもりで、守りに入らないピッチングを心がけました。反省は2アウトからのフォアボールです。良いリードをしてくれた清水や、守ってくれた野手の方に感謝したいです」

栗山語録

栗山監督

Q.先発・吉田投手がプロ初勝利
「とても良かった。(ヒーロー)インタビューもね。ファームで頑張ってきたからね。(一軍の試合に)早く出ることがいいわけではなくて、1年間投げ切れるかどうかが大事だから、やるべきことをやって、前に進む必要がある。良かったよね」

Q.横尾選手も2打点
「若い選手にチャンスはあるんだけど、それだけでは意味がない。『獲りにいく』というところを見せないと。絶対に放すか、という気持ちでやらないといけないし、楽しみにしている」

Q.残り15試合
「その残り15試合をどう使えばチームにとって大きいのか。それだけを考えてやっていく」

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