2017.09.29 FRI
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広報レポート<大切なのは結果か内容か>

プロ初先発の堀投手
マルチ安打の大谷投手

試合時間は3時間53分。ファイターズの攻撃時間は、その半分以上はあったでしょう。それでも、得点を挙げることはできませんでした。理由はただひとつ。残塁の数が(9イニングでの)NPB記録に並ぶ「19」まで積み重なったからでした。満塁のチャンスは実に5度。「あと1本」と表現するのは簡単ですが、裏を返せば試合内容がどのようなものであっても、黒星は黒星であることに変わりはありません。

苦しみながらもポテンシャルの高さは十分に披露しました。先発マウンドに上がったのはルーキー・堀投手。中継ぎでの登板はありましたが、これがプロ初先発でした。毎回走者を出したものの、5イニングを投げて失点は2回のソロアーチによる1失点のみ。こちらは結果ではなく完全に内容重視。ファイターズの未来を託される左腕にとっては、72球のすべてが収穫となるに違いありません。

公式戦は残り6試合となりました。2018年シーズンへ向けて加速する動き。すでに、新しいシーズンは始まっているのかもしれません。だとすれば、結果と内容ではどちらがより重要か、ではなく、両方を追い求めなければなりません。内容が伴った結果を増やせるのか。最後まで無駄にできない試合が続きます。

先発投手コメント

先発の堀投手

堀投手
<5回 72球 打者19 安打6〈本塁打1〉 三振3 四死球0 失点・自責1>

「最初は緊張して地に足が着きませんでした。1球目でコケそうになって、落ち着けました。札幌ドームの先発マウンドは楽しかったです。思ったようなスライダーを最近、投げることができていないので苦しみましたが、まずは良かったです。(イーグルス先発藤平投手は)向こうは何回も投げているので余裕があると思っていましたが、自分は余裕がないので気持ちだけは負けないようにしました。失投をホームランはされましたが、逆に失投がなければ0点に抑えられたかもしれなかった。それが分かったことは収穫でした」

栗山語録

栗山監督

Q.堀投手はプロ初先発
「状態が良いようには見えなかったけれど、いい投手だよね。見ていてワクワクした」

Q.プロ野球タイ記録の1試合19残塁
「すごいね。並んだ?すべてはこちらの責任。しっかりやります」

Q.明日9月30日は有原投手が先発
「1年間、本人が一番苦しんできた。明日勝てれば、2ケタ勝てるチャンスがある。今年苦しんだことを、生かすような投球をしてくれたらうれしい」

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