試合情報

ファイターズが相手のミスに乗じて得点を重ね、しぶとく勝利をもぎ取りました。両チーム無得点の5回1死二塁。細川凌平選手の右飛でタッチアップした二走の淺間大基選手は、三塁手が送球をわずかに弾いたすきを見逃さず、一気に本塁を陥れました。
8回は先頭の宇佐見真吾選手が相手遊撃手の一塁送球エラーで出塁。1死二、三塁となってスタメンで3番に入った水野達稀選手が左翼へ2点適時打を放ち、勝利を手繰り寄せました。
投げては先発の河野竜生投手が5回2安打無失点とジャイアンツ打線を寄せつけず。2番手の上沢直之投手も3回無安打4奪三振と貫禄の内容を見せれば、最終回は新人左腕の長谷川威展投手も1回を1安打に抑え、完封リレーで5試合を終えて3勝1敗1分けとオープン戦の首位に並びました。
試合前にはドラフト指名13選手をはじめ、新入団・移籍選手らを紹介するセレモニーが開かれ、阪口樂選手、有薗直輝選手ら1番から4番までがルーキーという大胆なオーダー。新人5選手が攻守に好プレーを披露し、札幌ドームの9,253人の前で名刺代わりのプレーを見せました。

河野投手
＜5回　63球　打者17　安打2　三振2　四死球1　失点・自責点0＞

「真っすぐがよかったことが、今日のような投球につながってくれた要因だと思います。今日は両サイドに真っすぐを投げ切ることと、変化球でカウントを取って真っすぐで仕留めるというテーマで試合に入りました。まだ浮くボールもあったので、そこを減らしていけばもっと長いイニングを投げられるかなと思います。良い時ばかりではないので、悪い時にどう試合を作っていけるかを大切にやっていきたいです」