試合情報

2－2の9回無死一、三塁、宇佐見真吾選手の左翼ライン際に打ち上げた浅いフライがフェアゾーンで弾むと、タッチアップの構えからスタートを切った三走の細川凌平選手が転びそうになりながら生還。BIGBOSS就任後、初のサヨナラ勝ちで連敗を4でストップさせ、9回に4番手で登板したルーキー北山亘基投手がプロ初勝利をマークしました。

3回に野村佑希選手が今シーズン初アーチを左翼席に運んで先制。4回には清宮幸太郎選手にも2号ソロが飛び出し、先発の加藤貴之投手が6回までわずか2安打に抑えて優勢に試合を進めました。7回2死二、三塁でベンチは継投策を選択。杉浦稔大投手が暴投と適時打で同点とされましたが、さらなるピンチで藤岡選手の打球を野村選手が三塁側フィールドシートにぶつかりながら好捕し、相手に傾きかけた流れを絶ちました。

9回は先頭のヌニエス選手が死球で出塁。送りバントが定石の場面で、ベンチのサインに応えて石井一成選手がエンドランを決めて無死一、三塁とし、押せ押せのムードを作ったことも一気に勝負を決める布石になりました。3月31日以来の2勝目ではありますが、全員一丸となってつかんだ勝利に乗って反転攻勢といきたいところです。

加藤投手
＜6回2/3　92球　打者23　安打3　三振6　四球1　死球0　失点・自責点2＞

「7回に先頭バッターをフォアボールで出してしまったことが全てです。嫌な流れで、後ろのピッチャーにつなげてしまい、悔しい気持ちです。チームの勝利を信じて、最後まで応援します」

「きょうは選手に聞いてあげて！選手！選手！」