試合情報

ファイターズは7回の絶好機に得点を奪えなかったことが響き、またも競り負けてしまいました。今季3度目の4連敗で、借金も10に増えてしまいました。

2点を追う3回、梅林優貴選手がレフトへのプロ初ヒットで出塁。1死一塁となったところで1番に起用された今川優馬選手が初球の直球をバックスクリーンに運ぶ3号2ランを放ちます。今季1号を打った宮城投手との相性の良さを発揮して試合を振り出しに戻しました。中盤は先発のポンセ投手が踏ん張り得点を与えません。中継ぎ陣も好投する中、7回にチャンスが訪れます。アルカンタラ選手の中前ヒットなどで無死満塁。3打数3安打の今川選手が打席に入りましたが、浅いセンターフライに倒れて三塁ランナーもスタートを切れません。後続も打ち取られ、勝ち越し点を奪うことはかなわず、逆に9回、相手に2点を許して万事休しました。

7回は相手のミスもあってつかんだ絶好のチャンスでしたが、そこにつけいることができませんでした。ただ、ポンセ投手は5回2失点とまずまずのピッチングを見せ、同点の場面で無失点に抑えた吉田輝星投手はプロ初ホールドをマーク。今川選手も持ち前の長打力を示しました。投打の歯車がかみ合わず悔しい試合が続きますが、新戦力と若い力が台頭する兆しも見えてきています。

ポンセ投手
＜5回　81球　打者22　安打5〈本塁打1〉　三振1　四球2　死球1　失点・自責点2＞

「今日の調子は正直いまいちでしたが、梅林の素晴らしいリードのおかげで2回以降無失点に抑える事が出来ました。守備では、万波が素晴らしい送球で大きな1点を防いでくれたので、彼には感謝の気持ちでいっぱいです。次の登板に向けて、捕手やチームメイトとコミュニケーションを取りながら、万全の準備をして行きたいと思います。最後に、梅林プロ初ヒットおめでとう！」