2022.06.03 FRI
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ゲームレポート

3安打2打点1本塁打の万波選手
好守備をみせたアルカンタラ選手
好リリーフの石川直投手

3回を終わって7-1。しかし、甲子園には魔物が棲むというのは本当なのでしょうか。じりじりと点差を詰められ、42,574人を飲み込んだスタンドのムードに気圧されたかのように、8回にセットアッパー堀瑞輝投手がよもやの4失点。BIGBOSSの16年ぶり甲子園凱旋は痛い敗戦となりました。

序盤は面白いように策がはまり、防御率1点台前半だったタイガース先発のウィルカーソン投手を一気に攻略しました。1番から6番まで「元甲子園球児」を並べ、2番の万波中正選手は1回無死一塁で左越え先制二塁打を放つと、3回には左中間へ10号ソロ。その一発の後も打線がつながり、無死満塁で上川畑大悟選手がスクイズを決めると、さらに宇佐見真吾選手は満塁からのヒットエンドランで2者を還し、指揮官の度肝を抜く采配がぴたりぴたりとはまり続けました。

悔やまれるのは、4回以降タイガースの2番手以降から追加点を奪えなかったこと。走塁死に2併殺と、突き放すチャンスを逃し続ける間にタイガース5番の大山選手に3本のソロアーチを浴びて、主導権を握り続けることができませんでした。交流戦に入って4勝6敗。パ・リーグ内のゲーム差を考えても、このままずるずる行くわけにはいきません。

先発投手コメント

先発の上沢投手

上沢投手
<6回 84球 打者27 安打8〈本塁打2〉 三振4 四球2 死球0 失点・自責点5>


「序盤に点を取ってもらい、いい流れで来ていたにも関わらず、少しずつ点を返され、最終的に長いイニングも投げられずに降板する形になり申し訳ない気持ちです」

BIGBOSS語録

BIGBOSS

「負けたのはうちの実力不足。でも、来てくれたファンは楽しんで見てくれたんじゃないかなあ。10年間育ててくれた球場でいい試合ができて、満員の中でのプレーは選手にとって幸せでしょう。財産にしてほしい。(甲子園は)懐かしくて、昔大歓声の中でやっていたことを思い出してじーんと来るものがありました。うちの投手陣(の課題)は四球。勝負してならいいんだけれど、反省点であり直さなければいけないところ。きょうやられたんで明日はこれの逆。スタンドのみんなを盛り上げて楽しませて、1勝1敗で3つ目、また面白いゲームをしたいんですけれど、心臓がやられちゃう」

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