試合情報

ファイターズは初回の3失点が響き、今季5度目の同一カード3連敗となりました。

先発はここ2戦2勝と安定した投球を見せる上原健太投手。連敗ストップの期待がかかりましたが、初回から先頭打者に左越え二塁打を許すと、クリーンアップに犠牲フライと2本のタイムリーを打たれ、初回から3失点と試合の流れを作れません。

それでも、6回途中から登板した鈴木健矢投手をはじめ、河野竜生投手、柿木蓮投手の3投手が無安打の継投を見せ、手薄なリリーフ陣にとって、明るい材料となりました。

打線は3回、先頭打者の9番中島卓也選手が左前打で出塁すると、首位打者の松本剛選手が送りバントで得点圏にランナーを進め、手堅く1点を狙います。続くキャリア初の2番に入った石川亮選手が中前適時打を放ち、追い上げムードを見せます。8回には代打ヌニエス選手が初球を振り抜き、5月4日以来となる2号ソロを放ちましたが、反撃はここまで。一度もリードを奪えず、同一カード3連敗を喫し、今季ワーストタイの借金14となりました。

交流戦終了後、連敗でのリーグ戦再開となりましたが、来週からは3カード連続でビジターでの戦いに挑みます。次カードは秋田、盛岡での東北楽天ゴールデンイーグルス戦。BIGBOSSの「地方球場になるので流れも変わるでしょう！秋田の方に楽しいゲームを見せられるようにします！」との言葉通り、地元秋田での凱旋登板が予定されている吉田輝星投手の投球に、反撃の期待がかかります。

上原投手
＜5回1/3　93球　打者24　安打9　三振5　四球1　死球0　失点・自責点4＞

「防げる失点、防げるヒット、そういうものを防げなかったこと、インコース、アウトコース要求のボールが真ん中に集まって打たれたヒットがあまりにも多かったことが反省点です。全体的に余裕のない後手にまわる投球内容でした。ここから全力で応援します」