試合情報

投打の歯車がかみ合わず、3連敗。接戦を落とし、借金は2017年以来、5年ぶりの「20」となってしまいました。

打線は1点を追う3回、先頭の清宮幸太郎選手が9号ソロを放ち同点に追いつきます。4回は2死一、二塁から石井一成選手が右前へ運び、1点を勝ち越しました。しかし、その裏、先発の上原健太投手が無死二、三塁のピンチを招くと2者連続の犠飛で逆転を許してしまいました。ここで2番手の西村天裕投手にスイッチしますが、四球を与えた後、山口選手に2ランを浴びリードを3点に広げられてしまいました。

それでも5回、6回と1点ずつを返し、1点差に追い上げます。8回、9回も得点圏にランナーを進めますが、あと1本が出ずにゲームセット。決定打が生まれず、競り負けてしまいました。

3点ビハインドから1点差に詰め寄った粘りは必ず次戦に生きるはず。明日は、7月1日に育成選手から支配下選手登録された田中瑛斗投手が先発予定。1軍の舞台で躍動する姿に期待が高まります。

上原投手
＜3回2/3　61球　打者15　安打2　三振3　四球2　死球0　失点・自責点3＞

「毎回のように先頭を出してしまい、チームの流れを悪くする投球になってしまいました。先発としての役目を果たすことができず、チームに申し訳ない気持ちです」

「大量得点じゃなくて、こうやって1点ずつとっていけば、あとはピッチャーが踏ん張ってくれて、追いついて追い越す。僅差のゲームで勝つために、今取り組んでいるんですけど…。（清宮選手の本塁打について）良かったですね。タイミングはばっちり。ツーベースも、いい感じのスイングでしたね」