試合情報

先発メネズ投手が6回途中1失点の好投で来日初勝利。打っては清宮幸太郎選手が勝ち越し3ランを放つなど投打がかみ合って逆転勝ちを収めました。

メネズ投手は1回先頭打者を歩かせますが、けん制で刺して無失点で立ち上がります。2回は1死一、二塁のピンチも、打者のタイミングを外す変化球とストレートを巧みに投げ分け連続三振を奪って切り抜けます。3回に吉田正選手のタイムリーで先制点を許しますが、後続を断って最少失点でしのぎました。

援護したい打線は5回、1死一、三塁で松本剛選手の犠牲フライで同点。近藤健介選手が四球を選ぶと、続く清宮選手が豪快に振り抜き、右翼席へ運ぶ16号3ランで勝ち越しに成功しました。2点差に迫られた8回には谷内亮太選手が2016年以来移籍後初となるホームランを左翼席へ突き刺します。さらに2年目の細川凌平選手がプロ初打点となる右越えスリーベースを打ち、リードを4点に広げました。

前回、初先発で5回無安打の好投だったメネズ投手は左膝に違和感を覚えて6回途中でマウンドを降りたものの、この日もしっかりとゲームを作って嬉しい初勝利を挙げました。9回は石川直也投手が無失点で抑えて逃げ切りました。オリックス戦との今季最終戦を白星で飾り、試合後はチーム全員でスタンドのファンに挨拶し、感謝の気持ちを伝えました。

メネズ投手
＜5回2/3　97球　打者23　安打5　三振6　四球2　死球0　失点・自責点1＞

「今日はいつもより真っすぐのタイミングが合わず、制球もばらついてしまっていたので、変化球中心の組み立てに変えたことが結果的によかったと思います。5回の清宮選手のホームランが自分自身にとっても大きく、なんとか最少失点で乗り切ることができたと思います」

「（メネズ投手について）ゲームを作ってくれるピッチャーであることは確か。十分な内容です。あと谷内君。2016年以来のホームランですよね。調子良いし、素晴らしいホームランでした。細川君も元気良いし、使いやすい選手ですね」