2022.10.02 SUN
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ゲームレポート

プロ初ホールドをあげた長谷川威投手
三塁打を放った中島卓選手
セーブをあげた北山投手

今シーズン最終戦をファイターズは逆転勝利で飾り、59勝81敗3分けで終えました。松本剛選手は打率3割5分を目指してスタメンに名を連ねましたが、2打席を終えて交代。打率3割4分7厘で初の首位打者に輝きました。松本選手はプロ11年目で初タイトルを手にし、球団では2007年の稲葉篤紀選手以来の首位打者となりました。

先発を託されたのはプロ2年目左腕の根本悠楓投手。序盤3イニングを1安打無失点と上々の立ち上がりでした。しかし4回、2死一塁で中村選手に2ランを打たれて、先制を許してしまいました。打線は直後の5回に反撃します。2本の内野安打と四球で2死満塁の好機をつくると、2者連続の押し出し四死球で同点に追いつきます。さらに野村佑希選手が右前へ2点適時打を放ち、勝ち越しに成功しました。

根本投手は5回1死一、二塁のピンチを迎えましたが、センター五十幡亮汰選手が好返球で走者をホームで刺すなど、粘り強いピッチングで得点を与えず勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。6回からは継投に入り、鈴木健矢投手、この日1軍登録されたルーキー長谷川威展投手、河野竜生投手が1イニングずつ無失点に抑えます。9回は今シーズンの開幕投手を務めた北山亘基投手が3人で締めてゲームセット。幕開けと最終戦をルーキーが務め、2022年シーズンを終えました。根本投手は自身が目標に挙げていた3勝目をマークし、打線も若手が5回の好機に畳みかけるなど、投打とも若武者たちが躍動して来シーズンの巻き返しに期待感を抱かせました。

先発投手コメント

先発の根本投手

根本投手
<5回 81球 打者20 安打4〈本塁打1〉 三振5 四球2 死球0 失点・自責点2>


「試合前から本調子ではない感じがありましたが、なんとか5回2失点でまとめることができてよかったです。野手の皆さんに助けられてばかりだったので、来年はこういう試合でも、もっと長いイニングを投げられるようにしたいです。勝利を信じて最後まで応援します」

BIGBOSS語録

BIGBOSS

「(松本剛選手について)右バッターで首位打者。すごいですね。本人が一番ほっとしているんじゃないですか。自信にもつながるしね。来年はさらにいい成績を残そうという練習の取り組み方になってくると思う。変えずにやってほしい。さらに上を目指そうとするとおかしくなってくるんで。今年と同じ練習方法でやってくれればいいかなと思います。でも、他のメンバーは今年と同じ練習してたら同じ成績にしかならないから。それは自分が考えて、やってくれると信じたい。(試合後の円陣で選手たちには)成績を残せなかった人は、人の3倍でも何倍でも練習しなさい、来年は勝負だからということを言いました」

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