試合情報

僅差のゲームを逆転勝ちで制し、オープン戦4連勝を飾りました。

先発はルーキーながらローテーション入りが期待される金村尚真投手。2回にソロ本塁打で1失点するも、許した安打はこの1本のみ。6回を68球7奪三振と好投し、開幕前最後の登板を納得の内容で締めくくりました。

援護したい打線は3回、2死から五十幡亮汰選手が右中間へ二塁打を放つと、続く石井一成選手の右前打で同点に追いつきます。4回以降は得点を奪えず、我慢の展開が続きますが、それでも8回、1死から五十幡亮汰選手が右前打で出塁。続く代打の福田光輝選手が鮮やかに一、二塁間を破るエンドランを決め、1死一、三塁のチャンスを作ります。一打勝ち越しの場面で打席に入ったのは3安打と当たっている松本剛選手。きっちりと右犠飛を決めると、相手のエラーも絡み3対1と終盤にリードを広げます。

投手陣は7回以降、井口和朋投手、宮西尚生投手、石川直也投手が無失点と危なげなくリレーを繋ぎ、逆転勝利をもたらしました。オープン戦では多くの中継ぎ投手にチャンスが与えられ競争を続けていますが、なかでも宮西尚生投手は6試合に登板し、無失点と完璧な投球を見せています。再起をはかるリリーバーが頼もしくブルペンを支え、今季のファイターズの投手起用も徐々に形になってきました。

オープン戦も残り2試合。エスコンフィールドでは4勝1敗と勝ち越し、順調な仕上がりで開幕に備えます。

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