試合情報

若きクリーンアップが豪快なアーチで競演し、投げてはルーキー金村尚真投手が7回途中2失点の好投でプロ初勝利。新時代を担う選手たちの活躍で今季初の連勝を飾りました。

初回、まずは3番清宮幸太郎選手が魅せます。ランナー2人を置いて、打った瞬間にそれと分かる弾道を右翼席に突き刺し、今季1号3ランで先制。4番野村佑希選手も負けじとセンターバックスクリーンへ豪快なソロを放ち、2者連続ホームランで続きました。

さらに3回は5番万波中正選手が左翼席上段へ飛ばす特大1号ソロ。中軸3人のホームランそろい踏みで一気に主導権を握ります。野村選手、万波選手と同世代のルーキー矢澤宏太選手もプロ初タイムリーとなる2点中前打を放って7−1とリードを広げ、金村投手を援護しました。

金村投手は1回無死満塁のピンチを招くも1点でしのぎ、波に乗ります。打球が足に当たるアクシデントがありながらも、2ー6回は二塁を踏ませない好投。7回にランナーをためたところで降板しましたが、先発の役割を十分に果たしました。9回は石川直也投手が締めて2連勝。プロ初登板でも安定したピッチングをみせていた金村投手は2戦目で初白星をつかみました。

金村投手
＜6回1/3　102球　打者29　安打9　三振6　四球1　死球0　失点・自責点2＞

「内容はあまり良くなかったですが、粘りのピッチングができたと思います。前回からの課題でもある2アウトからのピッチングは次の登板でも意識していきたいです」

「あの初回の点数が金村君を楽にさせたと思う。初回からいい流れをつくって、金村君の初勝利に持っていけたことがうれしいですね」

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