2023.04.14 FRI
パーソル パ・リーグ
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ゲームレポート

2安打の今川選手
エスコンフィールドチーム第1号を放つ野村選手
スクイズを決める五十幡選手

投打の主役がメモリアルな記録で結果を残し、5対2と快勝しました。

先発は開幕戦以来のエスコンフィールドのマウンドに上がった加藤貴之投手。今季は好投を続けながらも、まだ勝ち星がありません。先頭打者から空振り三振を奪うといつも通りテンポの良い投球でアウトを重ねます。5回まで被安打1、毎回打者3人で終らせる投球で味方の得点を待ちます。

序盤に援護したい打線は3回、2死から今川優馬選手の中前打、清宮幸太郎選手の右前打で2死一、二塁のチャンスを作り、4番野村佑希選手に打席を回します。先制点が欲しい場面、内角への直球を上手くさばいた打球は左翼ブルペンに飛び込む3ランとなりました。先発投手にとって大きなリードとなるこの本塁打が、エスコンフィールドでのチーム第1号。4試合目にして、ようやく4番のバットからメモリアルな一発が記録されました。その後も4回には五十幡亮汰選手のスクイズ、7回には清宮幸太郎選手の適時二塁打で効果的に追加点をあげ、試合を優位に進めます。

援護を受けた加藤貴之投手は、その後も打たせてとる安定感抜群の投球を披露。9回に2ランを許し、代名詞となった「カドックス」(100球未満での完封勝利)とはなりませんでしたが、100球で投げ切り今季初勝利を挙げました。また、この1勝がエスコンフィールドでの初完投勝利にもなりました。

開幕から大きな期待を背負ってきた2選手がきっちりと仕事をこなし、ファイターズの連敗は2でストップ。2カード連続での本拠地開催で、少しでも白星を重ねたいところです。

先発投手コメント

先発の加藤貴投手

加藤貴投手
<9回 100球 打者32 安打6〈本塁打1〉 三振6 四死球0 失点・自責点2>


「開幕投手のプレッシャーから解放されたので、いつもと変わらず投げることができました。序盤から野村選手を含め野手陣が点を取ってくれたので、助けられました。これからも目の前の一戦を大事に、初回から全力で頑張っていきます」

新庄語録

新庄監督

「加藤君は安心して最後まで任せられた。四球になるぐらいなら打たれていいと言ってるけど、本当に打たれちゃった。けどアレでいいんです。(野村選手の本塁打に関して)全員がこの球場で一発目を打ちたいと思っていたと思う。その中でキャンプから『お前が4番だ』と言って意識付けしてきた。しっかりと軸で回転して上手く打った。素晴らしかった」

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