試合情報

ルーキーの奈良間大己選手にプロ初安打・初本塁打が生まれるも、エラー絡みでの失点が響き3連敗を喫しました。

先発は前回登板でプロ初勝利を挙げた金村尚真投手。好投を続けてベンチからの信頼感が増し、カード頭のマウンドを託されました。その期待に応えるように、3回まではテンポよく三者凡退で切って取ります。援護したい打線は3回、この日スタメンに抜擢された奈良間大己選手が魅せます。ロッテ小島投手の2球目の直球をフルスイングで捉えました。打球は左翼ブルペンに飛び込み、プロ4打席目にして初安打が初本塁打となりました。

ルーキーの投打の活躍で試合を優位に進めたいところでしたが、4回、先頭打者に三塁打を許すと、続く打者に中前適時打を放たれ、すぐさま同点に追いつかれます。その後、2つの暴投で更に1点を失うと、6回には野手のエラーをきっかけに2失点。金村尚真投手はこの回で降板しました。制球力に定評があり、この日も四死球がなかっただけに、悔やまれる失点となりました。

7回からは池田隆英投手、宮西尚生投手、井口和朋投手が走者を出しながらも、無失点に抑え味方の反撃を待ちます。9回にアリエル・マルティネス選手の移籍後初タイムリーで1点を返すも反撃はここまで。リードを許すとなかなか逆転ができないもどかしい試合が続き、借金は今季最多の7まで膨らみました。

明日の先発はエスコンフィールド初登板となる伊藤大海投手。チームの連敗ストップと自身の今季初勝利をかけて、試練のマウンドに登ります。

金村投手
＜6回　91球　打者23　安打4　三振8　四球・死球0　失点4・自責点2＞

「ピンチの場面で抑えることができず悔しいです。次回はピンチでも粘り強く、良い投球をしたいです。チームの逆転を信じて、この後しっかり応援します」

「このメンバーでいけば、何とか点を取って勝ちにつなげられるかなと毎日データや調子を考えながらやっているけど、うまくいかないのは自分の責任。1人か2人、何かきっかけをつくってくれたら乗っていけるチーム。下を向かずにやっていきます」

ゲームハイライトフォト