試合情報

好投手同士の投げ合いは、中盤の一本が決勝打に。ファイターズは土壇場で追い上げるも本塁が遠く、5試合ぶりの零封負け、3カードぶりの負け越しが決まりました。

先発マウンドは、加藤貴之投手。5回に相手7番坂倉選手に左越えソロを許しますが、8回を3安打で投げ切りました。今季最多の122球を投じた左腕は、本塁打以外は三塁を踏ませない投球で粘りましたが、味方の援護がなく、一球の失投が悔やまれる投球となりました。

打線は、最終回に追い上げをみせます。先頭の万波中正選手が左前打で出塁し、続く細川凌平選手が犠打を決めて、1死二塁を作ります。続く清水優心選手は、外野フライに倒れるもランナーは進塁。代打に送られた谷内亮太選手は、四球を選び2死一、三塁となります。ここで打席には、途中出場の上川畑大悟選手が入ります。勝負強さを印象付けたルーキーイヤーから、今季は相手に研究され打率が1割台と苦しむ遊撃手の打球は、内野ゴロに。決死のヘットスライディングで一塁に飛び込みますが、想いは報われずゲームセット。1点が遠い試合となりました。
それでも、オールドルーキーの加藤豪将選手は今日も2安打を記録。デビューから10試合連続安打となり、1950年に記録した伊藤利夫氏に並び2リーグ制以降のNPB新人タイ記録となりました。

明日の先発投手は、上沢直之投手。2カ月ぶりの同一カード3連敗を防ぐべく、先発三本柱の右腕する援護する打線の奮起に期待したいところです。

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