ゲームレポート
今季初の同一カード3連勝をかけた一戦でしたが、大幅に入れ替えた打線が機能せず零封負けを喫しました。
先発の北山亘基投手は、2回に昨年までのチームメイト・渡邉諒選手に中前適時打を浴びて先制を許します。球威のあるボールで6三振を奪うも、6四球と制球が定まりませんでした。最少失点に抑えるも、球数がかさみ5回途中で降板。先発として長いイニングを投げられず、課題が残る投球となりました。5回2死満塁、ピンチの場面で後を継いだのは今季初登板の福田俊投手。3球連続ボールで押し出しのピンチを招くも、そこからは3球連続ストライクを投じ三振を奪いました。大学時代を過ごした北広島市でアピールし、中継ぎの新たなピースに名乗り出ました。
昨日からスタメンを5人入れ替えた打線は、1番で今季初スタメンに起用された郡拓也選手が2安打と気を吐きます。しかし打線の繋がらず単打5本に抑えられ、阪神の先発・才木投手を打ち崩せませんでした。1点差勝負の試合、2度のバントミスで好機を逸するなど、終始攻撃のリズムを作れず、今季6度目の零封負けとなりました。
交流戦も4カードを終え、戦績は6勝6敗の5分。残すは敵地での、横浜DeNAベイスターズ戦と中日ドラゴンズ戦です。チーム防御率が交流戦で12球団トップと、投手陣の安定感が光るだけに、打線も応えたいところです。
先発投手コメント
北山投手
<4回2/3 108球 打者23 安打3 三振6 四球6 失点・自責点1>
「先発として、長いイニングを投げられなかったことが悔しいです。リリーフ陣の方々に負担をかけてしまい申し訳ないです。
ここからは、チームの逆転を信じてベンチで応援します。次回に向けてしっかり切り替えます」
新庄語録
「(四球が多かったことについて)あのフォアボールが野手のリズムを狂わせたというところも一つあるし、あれがなかったら、もしかしたら点が入るリズムになったかもしれないし。(この日のスタメンについて)超満員のグラウンドで若い選手たちにプレーをしてもらって慣れてほしかった。こういう場所でさあやったろう、という気持ちになるというところがポイント 」
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