試合情報

終盤の勝機を活かしきれず、連勝は5でストップとなりました。

先制を許したファイターズは２回。1死二、三塁の好機に、アレン・ハンソン選手が初回の失策を取り返す左前適時打で同点とします。続く江越大賀選手と石井一成選手も適時打を放ち、この回一挙３得点で逆転に成功。さらに、3回には先頭の清宮幸太郎選手が右翼線二塁打で出塁すると、４番の万波中正選手が6試合連続安打となる中前適時打で追加点を奪い、リードを3点に広げました。

先発は上沢直之投手。リーグトップの７勝目を掛けて、マウンドに上がりました。味方のエラーも絡み初回から失点を許しますが、100キロ台のカーブなど緩急を使ってマリーンズ打線を打ち取ります。しかし4回に2ラン、6回にソロ本塁打を浴びてしまい、同点のままマウンドを降りました。

試合が動いたのは同点の9回でした。ファイターズは無死二、三塁の好機を作りましたが、石井選手がまさかの2連続でスクイズ失敗。相手バッテリーに采配を読まれ、無得点に終わりました。その裏は、ベテラン宮西尚生投手が登板。嫌な流れを断ち切りたいところでしたが、犠牲フライで得点を許しゲームセット。3週間ぶりのサヨナラ負けを喫しました。

明日の先発は、3試合連続で白星をあげている鈴木健矢投手。弟子入りした渡辺俊介さんの古巣球場で、こちらも今季7勝目を狙います。

上沢投手
＜7回　100球　打者28　安打6〈本塁打2　三振4　死球1　失点4・自責点3＞

「リードしてもらった得点を守りきれず、本当に悔しいです」

「（9回のスクイズ失敗について）僕の采配ミス。今度はああいうミスがないように。一つずつ勉強していって、これでやめるとかではなく、また挑戦していきたいですね」

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