試合情報

終盤に逆転を許し、4連敗。接戦をものにできず、チームは5月18日以来の5位転落となりました。

先発マウンドに上がったのは、移籍後初先発となった山本拓実投手。指揮官は、6月にドラゴンズから移籍加入した郡司裕也選手と共にスタメンに送り出しました。期待に応えるように、山本投手は2回を一人の走者も許さずに無失点。持ち前の150キロを超える直球でチームに流れを引き寄せ、2番手上原健太投手にバトンを託しました。

前日の嫌な流れを吹き飛ばしたい打線は4回、先頭の松本剛選手が中前打で出塁すると、郡司選手が手堅くバントで送り二塁へ進塁。続く5番万波中正選手が左翼線へ適時二塁打を放ち先制点を奪います。さらに5回には、1打席目に移籍後初安打を放った山田遥楓選手が右中間への二塁打でチャンスをつくると、1番五十幡亮汰選手がしぶとくセンター前へ運び、勝ち越しに成功。さらに怪我から復帰後初となる盗塁を決め、存在感を発揮していました。

2-1で迎えた8回、セットアッパー池田隆英投手が4番手でマウンドへ。2死一、二塁のピンチを招きポランコ選手に右中間への二塁打を浴びて逆転を許します。打撃陣は終盤に好機を作れず、ゲームセット。前日に続き1点差での黒星となり、1点差負けは今季21度目となりました。

明後日11日からは4位イーグルスとの直接対決。連勝して上昇気流を起こしたいところです。

山本拓投手
＜2回　22球　打者6　安打0　三振2　四死球0　失点・自責点0＞

「郡司さんのリードに任せて思い切ったピッチングができたと思います。この後チームが勝てるように応援します」

「ずっと抑えてきてくれた池田君が打たれたなら仕方ない。また切り替えて戦っていく」

ゲームハイライトフォト