「2018年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が本日10月25日(木)、東京都内で開催され、北海道日本ハムファイターズは以下8選手の交渉権を獲得しましたので、お知らせいたします。
■1位指名選手
- 選手名
- 吉田 輝星(よしだ こうせい)
- 生年月日
- 2001年1月12日(秋田県)
- ポジション
- 投手
- 投打
- 右投右打
- 身長・体重
- 175cm 84kg
- 所属(出身校)
- 金足農業高校
- 寸評
- 今夏の全国選手権で準優勝し、第100回の記念大会で旋風を巻き起こした。最速152キロの本格派右腕で、高校生離れした洗練された投球術も光る。フィールディングにも秀でており、端正なマスクからも大成する資質は十分で即戦力の期待がかかる。秋田県大会から甲子園決勝の5回まで一人で投げ抜いたタフさと、強靭なメンタルはプロでも生きる。
■2位指名選手
- 選手名
- 野村 佑希(のむら ゆうき)
- 生年月日
- 2000年6月26日(米国ミシガン州)
- ポジション
- 内野手
- 投打
- 右投右打
- 身長・体重
- 185cm 90kg
- 所属(出身校)
- 花咲徳栄高校
- 寸評
- 今夏の甲子園はエースで4番として出場。高校通算58本塁打を放った希少価値の高い右の大砲として、注目を集めた。全国制覇を果たした2年生の夏、さらに今年の夏と合わせて聖地・甲子園では計4本塁打と、大舞台で発揮した勝負強さは天賦の才。投手として最速146キロをマークした肩の強さを生かし、スケール感あふれる内野手へと成長を期待。将来、清宮選手と中軸を形成してほしい逸材。
■3位指名選手
- 選手名
- 生田目 翼(なばため つばさ)
- 生年月日
- 1995年2月19日(茨城県)
- ポジション
- 投手
- 投打
- 右投右打
- 身長・体重
- 176cm 86kg
- 所属(出身校)
- 日本通運
(水戸工業高校-流通経済大学) - 寸評
- 最速155キロの本格派右腕で、ルーキーイヤーから1軍で活躍できる可能性十分の即戦力として評価。流通経済大学時代は3年時に全日本大学選手権準優勝を果たすなどドラフト注目選手だったが、故障などもあり指名漏れ。今シーズンはファイターズOB武田久兼任投手コーチの指導も仰ぎ成熟した。粗削りな一面を持つが、力強いボールは一級品。
■4位指名選手
- 選手名
- 万波 中正(まんなみ ちゅうせい)
- 生年月日
- 2000年4月7日(東京都)
- ポジション
- 外野手
- 投打
- 右投右打
- 身長・体重
- 190cm 90kg
- 所属(出身校)
- 横浜高校
- 寸評
- 底知れぬポテンシャル、規格外のパワー、潜在能力の高さは高校生でもトップクラスに位置する。粗削りながら驚異のスイングから生み出される弾道は、高校生離れしている。投手として最速147キロをマークする強肩も併せ持ち、現代野球の申し子となる可能性を秘めている。父はコンゴ人で、譲り受けた恵まれた体格を含めて魅力十分だ。
■5位指名選手
- 選手名
- 柿木 蓮(かきぎ れん)
- 生年月日
- 2000年6月25日(佐賀県)
- ポジション
- 投手
- 投打
- 右投右打
- 身長・体重
- 181cm 88kg
- 所属(出身校)
- 大阪桐蔭高校
- 寸評
- 今夏の甲子園優勝投手で、甲子園に計4度出場して3度の全国制覇を経験した百戦錬磨の右腕。最速151キロのパワー投球で、チームメートの根尾選手、藤原選手らスター軍団をけん引してきた。勝負どころの制球力、抜群のマウンドさばき、強いメンタルは同世代の中で抜きん出た存在。さらにレベルアップすれば、将来は先発ローテーションを狙える逸材。
■6位指名選手
- 選手名
- 田宮 裕涼(たみや ゆあ)
- 生年月日
- 2000年6月13日(千葉県)
- ポジション
- 捕手
- 投打
- 右投左打
- 身長・体重
- 174cm 77kg
- 所属(出身校)
- 成田高校
- 寸評
- 高校生捕手として、高い総合力を備えている。特筆すべきは守備力と快足。二塁送球の到達タイムは1.8秒台で軽やかかつスピーディーな身のこなし、千葉県選抜の主将を務めたキャプテンシーも含めて捕手としてのセンスを感じる。打撃面は年々、着実にレベルアップしており、すべてにおいて非凡。プロでの成長が楽しみな資質にあふれている。
■7位指名選手
- 選手名
- 福田 俊(ふくだ すぐる)
- 生年月日
- 1996年12月14日(北海道)
- ポジション
- 投手
- 投打
- 左投左打
- 身長・体重
- 170cm 74kg
- 所属(出身校)
- 星槎道都大学
(横浜創学館高校) - 寸評
- スリークオーターから繰り出すキレのある直球は最速148キロ。昨秋の明治神宮大会は初戦で完封勝利を挙げるなど、チームを北海道勢初となる準優勝に導き、知名度を上げた。今春は投球フォーム固めに苦しんだが、秋には復調。右打者の内角を強気に攻め、ピンチにも動じない冷静さを持つプロ向きの左腕だ。
■育成1位指名選手
- 選手名
- 海老原 一佳(えびはら かずよし)
- 生年月日
- 1995年9月13日(東京都)
- ポジション
- 外野手
- 投打
- 右投左打
- 身長・体重
- 188cm 92kg
- 所属(出身校)
- 富山GRNサンダーバーズ
(創価高校-創価大学) - 寸評
- BCリーグ随一の左の長距離砲。恵まれた肉体を生かしたバットスピードから生み出される打球の飛距離は、プロにもひけを取らない。高校、大学と打撃の精度に課題を残したが、富山GRNサンダーバーズでプレーした今季は打率.329と克服の兆しを見せた。粗削りではあるが大器で、持ち前のハングリー精神でプロの世界で勝負する。
「全員、活躍してくれると思って指名したつもりで、バランス良くいいドラフトになりました。ファイターズを応援してくれている皆さんが、ワクワクドキドキしてくれる選手に育ってほしいと願っています。高校生が多い指名になりましたが、成長に時間が掛かる感じはしていません。能力の高い選手を指名できたと率直に思います」
チーム一覧へ戻る