北海道内の中学硬式野球チームNo.1チームを決める「2021 FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15」は10月2日(土)、札幌ドームで決勝が行われ、札幌真駒内リトルシニアが旭川大雪ボーイズを11対4で破り、初優勝を果たしました。この大会は2016年に設立され、リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグが団体の垣根を越えて雌雄を決するもので、リトルシニア代表の札幌真駒内リトルシニアが参加47チームの頂点に立ちました。
札幌真駒内リトルシニアは初回に3番・高橋勇翔選手のタイムリーで先制し、その後も攻撃の手を緩めず追加点を挙げ最終6回を迎えました。旭川大雪ボーイズも走者を出して粘り強く食い下がったものの、札幌真駒内リトルシニアが4投手の継投で追撃をかわし栄冠をつかみとりました。
点差こそ開きましたが、両チームともに最後まで死力を尽くし、手に汗握る一戦となりました。
最優秀選手賞は、3試合10回を投げ被安打7、失点1の活躍で阿部拓貴投手が獲得しました。また、旭川大雪ボーイズからは決勝で3安打1打点の相田望斗選手が優秀選手賞に選ばれました。
閉会式に出席した稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)は「一生懸命戦っている姿に感動しました。勝負の世界、勝つ喜び、負ける悔しさがあります。しかしその中から成長できることはたくさんあるので、今の気持ちを忘れずこれからも成長し続けていってください。
人間の成長なくして、野球の技術向上はないと思いますので、常に感謝の気持ちを忘れずにいてください。この中から一人でも多くプロ野球選手が誕生し、ファイターズの一員としてプレーする選手が出てくれることを期待しています」と両チームの健闘を称えていました。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | R | H | E |
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札幌真駒内 リトルシニア | 1 | 3 | 0 | 3 | 4 | 0 | 11 | 8 | 2 |
旭川大雪 ボーイズ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 8 | 3 |
【札幌真駒内リトルシニア】 阿部、辻、太田、大畑-吉田
【旭川大雪ボーイズ】 宍戸、田中、岸本-伊藤
工藤(札幌真駒内)、高橋(札幌真駒内)、相田2(旭川大雪)
小貫(札幌真駒内)