2021/11/19 (金)
チーム

ファーム新監督、新コーチが就任会見

北海道日本ハムファイターズは11月19日(金)、千葉県鎌ケ谷市の球団事務所でファームの木田優夫監督、多田野数人投手コーチ、伊藤剛育成コーディネーター兼投手コーチ、川名慎一育成コーチの就任会見を行いました。

就任会見の様子01

木田監督はファイターズをはじめ国内外多くのチームでプレーし、球団のゼネラルマネージャー(GM)補佐やコーチも務めてきました。さまざまな視点からファイターズを見つめてきた新監督は「ファイターズは育成で勝つことでここまでやってきたと思う。一軍の来年の優勝、そして再来年以降も勝ち続けられるように、選手を育てていきたい」と決意を示しました。また、「ここ何年間か選手も僕らもファンの皆さんも悔しい思いをして、来年こそと思っている。選手が思い切ってやらないと良い結果は出ない。そういう環境をつくっていきたい」と選手が力を発揮しやすい環境づくりを目標の一つに掲げました。
多田野コーチは現役時代、メジャーリーグ、NPB、独立リーグで戦うなど多彩なキャリアを持っています。抱負を聞かれると「既存選手の底上げ、来年入るルーキーは力のあるピッチャーが多いので、早く一軍の戦力となる選手を育てていきたい」と語り、「コーチだけど、選手の力を引き出す、サポートする役割に徹していきたい」と豊富な経験を投手陣に伝えていくことを語りました。
伊藤育成コーディネーター兼投手コーチは、新設となったポストの役割について「ファームの選手育成環境をより強化していくこと」と説明。また、投手コーチとしても「若い選手の土台をしっかり作って、選手の能力を大きく引き出して将来的に一軍の戦力になってもらえるように全力でサポートしていきたい」と抱負を語り、さまざまな形で選手の育成に尽力することを誓いました。
川名育成コーチは「ルーキーは不安な思いを抱いて入団してくる。まずはしっかり話を聞いてあげたい。それからチームが求めているもの、チームの方針を話しながら、育成というレールに乗っけて、一軍の勝利に貢献できる選手の育成に尽力したい。よりよい育成のシステムも考えていきたい」と意欲的に話しました。
会見に同席した稲葉篤紀GMは「新庄剛志監督とコミュニケーションを取ってチーム全体でレベルアップしてほしい」と木田監督と各コーチに期待感を示し、「育成という部分で、ファイターズはもう一度見直さないといけない。しっかり選手の育成をしていきたい」と力強く語りました。育成に改めて注力し、ファイターズ復活の土台をファームから構築するという思いを出席者全員が強くにじませる会見となりました。

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