2021/12/13 (月)
コミュニティ

「読み終えた本をみんなでシェア」452冊を寄贈

北海道日本ハムファイターズは読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」の一環で、公式戦開催日の札幌ドームにファンの皆様からお持ち込みいただいた書籍452冊を一般社団法人「北海道ブックシェアリング」(江別市、荒井宏明代表理事)に寄贈しました。ご協力いただきました方々へ、厚く御礼申し上げます。

グラブを本に持ちかえて01

グラブを本に持ちかえて02

活動の一つである「読み終えた本をみんなでシェア」は、北海道内や東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方沿岸部の読書環境整備を進めている「北海道ブックシェアリング」の活動に共鳴し、“本があるまちづくり”のお手伝いができればと2014年にスタート。今回で8年目を迎え、8月20日(金)から10月26日(火)の期間に主催29試合を開催した札幌ドームの総合案内所で引き取りを行った結果、絵本や小説、ノンフィクションなどさまざまなジャンルの書籍が集まりました。

今年は推薦絵本の選書にも関わった伊藤大海投手は「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける状況の中、今年もたくさんのファンの皆さんにご協力いただき、ありがとうございました。集められた本は北海道ブックシェアリング様を通じて、必要としている方々の手に渡った後、また別の場所で新たな役割を担っていきます。こうした活動を通じて読書に親しむ輪が広がっていくことを期待しています」と話していました。

■一般社団法人「北海道ブックシェアリング」荒井宏明代表理事

「一般社団法人北海道ブックシェアリングは2008年に図書と教育の関係者が設立した非営利組織です。北海道は自治体の3割以上が無書店自治体で、半分には公共図書館がありません。また学校図書館の蔵書・人員配置・新刊購入は全国ワーストクラスです。いま道内各地で図書の更新の停滞が進み、本と人との関係が希薄になっています。本会は読書環境の整備支援を進め、格差のない読書機会の創出を目的に活動しています。皆様からお寄せいただいた図書は、ジャンル別に整理し、図書不足に悩む学校図書館や保育施設、福祉施設、公民館などに無償で提供していきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします」

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