日本野球機構（NPB）の年間表彰式「NPB AWARDS 2021 supported by リポビタンD」が12月15日(水)、東京都内のホテルで行われ、北海道日本ハムファイターズの伊藤大海投手がパシフィック・リーグ新人特別賞に選出されました。
記者投票の結果、惜しくも最優秀新人賞のタイトルを逃しましたが、同賞に値する記録として連盟から表彰されました。伊藤投手は「素晴らしい賞をいただけて、本当にうれしく思います。まだまだ今年が1年目。来年以降が大事になると思います」と受賞のよろこびはほどほどに、更なる飛躍を誓いました。また、第一部に行われた「ファーム表彰式」には、イースタン・リーグ優秀選手賞を受賞した立野和明投手が出席。「来シーズンは開幕からローテーションに入って1年間投げ切れるように頑張りたい」と既に来季に向けて気合十分。ともに初の表彰式に緊張感を漂わせながらも、充実した表情で躍動のシーズンを振り返りました。

伊藤大海がパ･リーグ新人特別賞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

苫小牧駒沢大からドラフト1位で入団した伊藤投手は、4月28日の福岡ソフトバンクホークス戦（ペイペイドーム）で初勝利を飾ると、その後も白星を重ね「日本生命セ・パ交流戦」では新人史上初の防御率と勝利数の2冠を達成。今季最終戦で2桁10勝をマークし、1年目からローテーションの柱として活躍しました。

■一軍成績

横スクロールでご覧いただけます

■伊藤大海投手コメント

「まさかこのような賞をいただけると思っていなかったので、素直にうれしい気持ちです。1年間苦しい時期もありましたが、少しは報われたかなと思います。『伊藤は1年目だけで終わってしまった』と言われないように、来年以降も継続して結果を出し続けていきたいです」