北海道日本ハムファイターズは12月16日(木)、SC活動<K.I.D.S.プログラム>の一環で稲葉篤紀GM兼SCO(スポーツ・コミュニティ・オフィサー)やマスコットのフレップらが北広島市内の幼稚園2か所を訪問し、ティーボールセットを寄贈しました。
子どもの体力低下という社会的課題解決に向けて「“こども”の“育成”のために“道産子”みんなで“スポーツ”に親しみ、触れる環境を作っていこう」という主旨の頭文字を取って命名したもので、2016年にスタート。以来、札幌・釧路・旭川で794名の幼稚園・保育園の先生・教諭・職員に、ボール投げの教え方や遊び方を伝えてまいりました。
今回始めた取り組みは、イオン北海道株式会社様との連携のもと、「FIGHTERS×WAON」の売上の一部を活用し、北海道内の幼稚園、保育園、認定こども園へティーボールセットを寄贈していくものです。
この日は学校法人坂本学園大地太陽幼稚園と学校法人広島大谷学園広島大谷幼稚園を稲葉SCOと牧谷宇佐美アカデミーコーチ、フレップが訪問。88名の園児や先生方と、体のバランスを調整する「協調性」、手足を巧みに動かせるようになる「巧緻性」、位置関係などを素早く正確に認識する能力「空間認知能力」など、未就学時期に得て欲しい能力の獲得に有効なプログラムを、ボール遊びや野球体験を通して体験しました。
訪問を終えた稲葉SCOは、昨今の子どもの体力低下について言及し、「子どものころから少しでも運動やスポーツに触れる機会を作ることの大切さや、ボール遊びの楽しさを知ってもらい、取り組んでいただける園を増やしていきたいです。これをきっかけに少しでも野球に興味をもってもらい、この中からファイターズの選手が出てくれたらうれしい」と語っていました。
<K.I.D.S.プログラム>では、今後も「FIGHTERS×WAON」や「ファイターズ基金」を活用したスポーツや野球に触れる環境作りを北海道内に拡げていく予定です。