北海道日本ハムファイターズに阪神タイガースから移籍加入した齋藤友貴哉投手と江越大賀選手が10月25日(火)、宮崎市内のサンマリンスタジアム宮崎で入団記者会見に臨みました。背番号は齋藤投手が「48」、江越選手が「37」に決まり、新たな気持ちで意気込みを語りました。

江越選手は身体能力が高く、積極的な走塁と広い守備範囲に定評があり、パンチ力のあるバッティングも魅力。齋藤投手は150キロを超える力のあるストレートが武器で、貴重な速球派リリーフとして新天地で飛躍の可能性を秘めています。江越選手は「（トレードは）驚いたけど、それと同時にワクワクする気持ちでした」と話し、齋藤投手は「最初はすごい驚きだったけど、今はめちゃくちゃ楽しみなイメージです」と率直な心境を明かしました。さらに、江越選手は「守備と足では絶対誰にも負けないつもりでやりたいと思います」と力を込めて語り、齋藤投手は「自分の売りは真っすぐだと思うので、新庄監督がおっしゃっていた通り、踊るように投げたいです」と明るい表情で抱負を述べました。

会見に同席したBIGBOSS（新庄剛志監督）は「齋藤君のピッチングを見たんですけど、抑え、いけますね。先発でもいけるんじゃないかな。全ての面において、可能性はものすごくある選手。江越君に関してはいろんな人から身体能力がすごいと聞いています。（バットに）ボールが当たらないらしいけど、僕がワンステップ、ツーステップ、スリーステップ、段階を踏んで変えていきたいと思います」と2選手への期待を口にしていました。また、BIGBOSSから「希望は」と聞かれて、2選手は来季に向けてアピール。齋藤投手は「中継ぎ、抑えを狙っています」、江越選手は「1番センターです」とそれぞれ力強く宣言してくれました。2選手はフェニックス・リーグで戦うチームの練習に本日から合流。早速新たなチームメートと汗を流していました。今後の活躍が楽しみな存在です。