2022/12/23 (金)
チーム

金子千尋投手が引退会見

北海道日本ハムファイターズで今シーズンまでプレーしていた金子千尋投手が本日12月23日(金)、札幌市内で会見を開き、今シーズン限りで現役引退することを表明しました。金子投手は「今シーズンをもちまして、現役生活を引退することを決めました。オリックスで14年、ファイターズで4年、順風満帆といえる成績ではなかったですが、入団したころの自分を考えると、よくやったのではと改めて思います。いい時も勝てない時も後押ししてくれたファンの皆様にも感謝いたします」とすっきりした表情であいさつをしました。

引退会見の様子01

引退会見の様子02

金子投手はファンだけでなく、入団したオリックス・バファローズ球団やトレーナー、トレーニングコーチ、両親、家族に向けて、丁寧に感謝の言葉を伝えました。特に家族に対しては「どんな時も味方でいてくれた。妻や家族の支えがなかったら、今の僕はいません。本当にありがとう。これからもよろしくお願いします」と想いを語りました。

今後については「特命コーチという形でアメリカにコーチ留学に行かせていただくことに決まりました」と報告。来年2月に渡米し、コーチングを学ぶ予定で、「選手のいいものをどんどん伸ばせるような、スケールの大きな選手を1人でも多く育てることができたらなと思っています」と指導者としての抱負を語りました。

引退会見の様子02

会見が終盤に差し掛かると、加藤貴之投手と上沢直之投手がサプライズ登場。上沢投手が記者に扮して金子投手に質問するなど会場を盛り上げました。2選手は金子投手に花束を贈呈。卓越した投球技術を丁寧に伝え、多くの後輩たちに慕われてきたことを感じさせる一幕となりました。

金子投手は2010年に17勝で最多勝を獲得。14年にはパ・リーグMVP、沢村賞、最優秀防御率、2度目の最多勝、ベストナインに輝きました。19年にファイターズに加入し、移籍1年目に8勝を挙げるなど4年間で71試合に登板しました。

誰よりも練習熱心で、体のケアを怠らず、向上心を常に持ち続けました。輝かしい実績を誇った現役生活に別れを告げ、新たな道へと進みます。

金子投手の会見動画はこちら

チーム一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 金子千尋投手が引退会見