2023/02/01 (水)
チーム

春季キャンプが名護と国頭でスタート

キャンプイン 俯瞰図

北海道日本ハムファイターズは2月1日(水)、沖縄県名護市と国頭村で春季キャンプをスタートしました。1軍のキャンプ地となるタピックスタジアム名護では、初日から紅白戦(7イニング制)を実施。異例の早期実戦でしたが、野手はルーキーの矢澤宏太選手奈良間大己選手から主力まで、投手は14選手が出場しました。「レギュラー争いはオフから始まっている」という新庄剛志監督の言葉通り、選手たちは結果を求め真剣な表情で試合に臨みました。

選手 集合写真

先陣を切ってマウンドに上がったのは、初の1軍キャンプとなる2年目の畔柳亨丞投手。1回を3人で抑えると「あまり調子が良くなかったですが、クイックなど工夫して投げることができた」と納得の表情で初登板を振り返りました。今季“第1号”を放ったのは石井一成選手。2回無死一、二塁の場面で打席に入ると、右翼ポール際に先制の3ランを放ちました。内野手は新たな顔ぶれが加わる中、まずはパンチ力のある打撃で存在感を示しました。ルーキーの奈良間大己選手は紅組の8番遊撃手で先発出場。初打席から左前打で出塁し、すぐさまディレードスチールを決めると、第二打席では左翼線を破る二塁打を放ち、積極的なバッティングと快足を披露しました。指揮官からも「なかなか新人ではできない」と評価され、開幕一軍に向けて猛アピールしました。
紅白戦を終えて新庄監督は「キャンプ初日にこれだけ打つとは思わなかった。それだけ仕上げてきてくれたことに感謝している」と打撃陣の仕上がりを評価。「キャンプ初日の楽しさを明日も明後日も続けると成長するし、ワクワク感を大事にしていきたい」とメンタル面の重要性を語りました。

国頭村でもファームキャンプがスタート。ルーキーからベテラン選手が練習に汗を流し、虎視眈々と1軍の舞台を狙います。「優勝しか目指さない」と宣言してスタートした2023年シーズン。沖縄の晴れ渡る空の下、“新時代”を担う選手たちが、充実した表情で球春を迎えました。

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