北海道日本ハムファイターズに中日ドラゴンズから移籍加入した山本拓実投手と郡司裕也選手が6月21日(水)、エスコンフィールドHOKKAIDOで入団記者会見に臨みました。背番号は山本投手が「67」、郡司選手が「30」に決定。新たな気持ちで意気込みを語りました。
郡司選手は強打の捕手としてバッティングに定評があり、一塁手や外野手も守れる器用さが魅力。山本投手は身長167cmと小柄ながら150キロを超える速球が武器で、速球派のリリーフとして期待がかかります。郡司選手は「名古屋を離れる寂しさはありましたが、今は新天地でプレーできるワクワク感でいっぱいです」と話し、山本投手は「(トレードに)最初は驚きましたが、それ以上に自分にチャンスが舞い込んできて、やってやろうという気持ちです」と心境を語りました。さらに、郡司選手は「バッティングが一番の売りで、打撃で存在感を出していきたい」とアピール。山本投手は「ストレートの強さが武器で、どんどん強打者たちをなぎ倒していきたい」と力を込めて意気込みを述べました。
山本拓実投手
郡司裕也選手
会見に同席した稲葉篤紀GMは「以前から両選手のことを見ていました。郡司選手は捕手としての期待もありますが、特にバッティングを伸ばしていってほしい。山本投手は本当にいい球を投げているので、固定観念を持たずに起用場所を考えたい」と期待を口にしました。
またエスコンフィールドHOKKAIDOの印象を聞かれると郡司選手は「来ることを楽しみにしていました。野球をプレーするには最高の環境です」と述べ、山本投手は「メジャーリーグのような雰囲気で、早くあのマウンドで投げたいです」と本拠地の舞台でのプレーすることを思い描きました。
両選手は、全体練習前にチームメートに挨拶しました。早速交流を図り、元同僚のマルティネス選手との再会を喜ぶなど、和やか雰囲気でチームに馴染んだ様子。新たなピースとして活躍に期待がかかります。