北海道日本ハムファイターズにテキサス・レンジャーズから移籍加入したジェームス・マーベル投手が6月23日(金)、ZOZOマリンスタジアムで入団会見に臨みました。背番号は「31」に決まり、新天地での意気込みを語りました。
マーベル投手は193センチの長身右腕。制球力が武器で、ゲームメイクを任される先発投手として期待されています。会見冒頭には、自身のノートを見ながら「日本でプレーできること、ファイターズの一員になれたこと光栄です。この機会をありがたく思います。チームの勝利に貢献できることを楽しみにしています。チームメイトと仲良くなること、コーチから学ぶこと、ファンの皆さんに会うこと、野球をすることを楽しみにしています。ありがとうございます」と日本語で挨拶。チームに馴染むため、言語の壁を乗り越えようとする努力が垣間見えました。
会見に同席した稲葉篤紀GMは、「アメリカでも先発投手として活躍しており、ファイターズでも先発投手として期待しています。早く日本の野球に慣れて、ファイターズの新しい戦力として活躍してくれることを楽しみにしています」と先発の一角として期待を寄せました。
マーベル投手は幼いころからイチロー選手のファンであったことや、最近は村上春樹さんの本を読むなど、日本に親しみがあったとのこと。来日後は一人でお寿司を食べに行くなど、日本の文化に慣れるため自ら学びに歩いています。
会見後は一軍の練習に初参加。マイナー時代に対戦経験があった加藤豪将選手などと談笑するなど、笑顔が見られました。シーズン後半戦に向けて上昇気流を起こすべく、新しいピースとしての活躍に期待がかかります。