北海道日本ハムファイターズは6月24日(土)、今春発足したSC活動「ファイターズやま部」の第1回登山会を札幌市の手稲山で実施しました。事前募集に応募のあった30人の皆さんとファイターズOBの岩本勉さんが、旧手稲山ロープウェイ山麓駅を発着点に往復約3時間の登山を楽しみました。

開会式で北海道山岳ガイド協会から同行していただいた奈良亘チーフガイドから「ヒグマと遭遇しないための対策」や、宮野由紀子サブガイドから手稲山の成り立ちや今回利用する登山コースに関して説明があり、道内各地から集まった11歳から60歳までの参加者は2班に分かれてスタート。1972年札幌五輪女子大回転コースにも使われた急斜面を登るため、時折休憩・給水をはさみ、背後に広がる石狩湾や札幌市街の絶景に気力を沸き立たせながら一歩一歩足を進めました。

予報と打って変わって青空が広がり、ゲレンデを登りきると遠くにエスコンフィールドも見ることができ、感嘆の声が上がっていました。山頂の手稲神社奥宮で優勝を祈願した一行は、下山途中で藤川健ガイドとアウトドアショップ（株）秀岳荘の鈴木良憲さんから登山で使うバーナー5種の使い方について学び、その場で淹れたての秀岳荘オリジナルコーヒーを味わって英気を養い、再び出発点を目指しました。

無事に予定時刻にゴールし、岩本さんは「明日は足ががくがくかも知れませんが、貴重な体験をさせてもらいました。健康的に汗を流すことができ、みなさんのたくさんの笑顔を見ることができて本当によかったです。またぜひ参加してください」と呼び掛けていました。