北海道日本ハムファイターズの10選手が7月14日(金)、釧路市のウインドヒルひがし北海道スタジアムで野球教室を行いました。明日から釧路市、帯広市で開催されるイースタン・リーグ公式戦を前に現地入りし、地元の小学生約200人に1時間、キャッチボールや守備、バッティングを指導しました。

畔柳亨丞投手、根本悠楓投手、松本遼大投手がキャッチボール、有薗直輝選手、阪口樂選手、阿部和広選手がバッティング、水野達稀選手、奈良間大己選手が守備、矢澤宏太投手と田宮裕涼選手が素振りとそれぞれパートに分かれ、基礎的な動作を指導しました。
二刀流ルーキーの矢澤投手は、ひときわ子どもたちから注目を集め質問を受けました。「バットが下から出てボールを上げてしまう」とバッティングの悩みを話した少年には、「良いスイングだよ」と褒めながらも「ボールのラインをイメージしてみて」と優しくアドバイスを送っていました。同じくルーキーの奈良間大己選手はゴロ捕球のポイントを伝授。「股をしっかりわって」と話し、低い姿勢での捕球を呼びかけました。
コロナ禍もあり、久しぶりの開催となった野球教室。松本遼大投手は「上手く伝えるのは難しいですね」と苦戦しながらも、「子どもの頃の野球教室は思い出に残っているので記憶に残るよう頑張ります」と充実した表情で話しました。

初めてプロ野球選手に会ったという少年は「優しく教えてくれてうれしかったです。みんな大きくてかっこよかった」と興奮気味に話し、「明日の試合を見に行くので勝ってほしい！」とプロ野球開催を心待ちにした様子でした。