「マイナビオールスターゲーム2023」第1戦が7月19日(水)、バンテリンドームナゴヤで行われ、球宴初出場の万波中正選手が初打席初本塁打をマークし、敢闘選手賞を受賞しました。試合はパ・リーグが8-1で快勝しました。
選手間投票で選ばれ、初のオールスターゲームに臨んだ万波選手は6回の守備から途中出場し、7回1死で第1打席を迎えました。速球派の清水投手(東京ヤクルト)に対して初球から積極的に振っていき、5球目のストレートを豪快に運びます。パ・リーグベンチが沸き、ファンの大歓声に包まれる中、打球は右翼ポールを直撃。初打席初アーチは18人目の快挙となりました。メモリアルな一発に、万波選手は「シーズンを振り返っても思い出せないぐらい良い打席。今年に入って一番良かったかもしれないです」と笑顔で感触を語りました。
この日は万波選手を含めファイターズの5選手が出場しました。松本剛選手は第1打席で先制タイムリー。マルティネス選手も途中出場して2打数1安打と、思い出深い名古屋の地で見せ場をつくり、外国人捕手としては68年ぶりにマスクを被りました。田中正義投手は7回に登板し、1回1失点とリードを守り、加藤貴之投手は2イニングを無安打無四球無失点とパーフェクトピッチング。初出場の選手たちが球宴の舞台を楽しみつつ、存在感を発揮していました。
明日20日(木)の第2戦では上沢直之投手が登板予定。試合前のホームランダービーには万波選手が出場します。