北海道日本ハムファイターズは7月25日(火)、今春発足したSC活動「ファイターズやま部」の第2回登山会を札幌市の円山で実施しました。事前募集に応募のあった25人の皆さんとファイターズの田中賢介スペシャルアドバイザー(SA)が、円山八十八ヶ所大師堂前を発着点に夕暮れ時の登山を楽しみました。
この日の札幌は最高気温29.8℃。標高226メートルの低山ではありましたが、雨上がりで湿度も高く、一行は途中休憩を入れながらゆっくりと歩みを進めていきました。30分ほどかけて山頂に到達すると、眼下に札幌の市街地が広がり、南東方向にはうっすらとエスコンフィールドも見ることができました。この日のお楽しみは老舗日本茶店「玉翠園」の玉木幸男専務が朝5時から用意した水出しの冷茶。「水で出すと甘みや旨味が出て免疫効果も高まります。お茶のよさを分かっていただいてよかったです」と玉木専務は話し、参加した人もじっくり味わうように少しずつ口に含んでいました。
この日はリレハンメル五輪ノルディックスキー複合金メダリストの阿部雅司さんから名寄市のもち米を使ったアスリート向け羊羹や、フーズバラエティすぎはらからサクランボの提供もあり、黄昏時の街並みを見ながら食し登りの疲れを癒していました。日没前に山頂を後にし、ライトで足元を照らしながら慎重に下山。田中SAは「皆さん楽しそうに登っていて、大変なことも一緒にやり遂げると達成感を分かち合えていい機会でした。こういう活動を通してコミュニティを形成し、人間関係を深めていくことはとても大切」と話していました。