北海道日本ハムファイターズでは、今年から厚真町と栗山町の2町でスタートした「ふぁい田!北海道応援プロジェクト」の活動の一環として、稲の生育観察と地元にちなんだ体験会に一般応募されたご家族15組とマスコットのB・Bも加わり40名が参加しました。
7月2日(日)厚真町幌内にある高橋宥悦さんの水田をお借りして植えた酒造好適米(酒米)「彗星」は、田植えから6週間が経過し、ここまで天候に恵まれていて苗高30㎝ほどに生育しており、「順調にいけば8月上旬には穂が出てきます」と高橋さん。
稲の生育状況を観察した後、同町高丘の「山城ハスカップ農園」に移動して、町の特産品ハスカップの収穫体験を行いました。春から夏にかけ高温の影響を受けて実が早く熟す木もありましたが、昨年よりたくさんの実が獲れました。
8月5日(土)栗山町御園にある後藤伸一さんの水田をお借りして植えた酒造好適米(酒米)「きたしずく」は、田植えから10週間が経過し、経験がないくらい気温が高い日が続いているため平年より生育が早く、「9月中旬には稲刈りが出来ると思います」と後藤さん。
稲の生育状況を観察した後、同町の「栗山煉瓦倉庫くりふと」に移動して、ファブラボ栗山のメンバーの指導を受け、手書きの名前やイラストをレーザー加工機で彫刻し、自分好みの枡に仕上げました。
北海道は長年の努力で日本有数の米どころとなり、冷涼な気候と良質な水で造る日本酒も国内外で注目を高めており、今後は9月に2町を再び訪れる稲刈りを実施していく予定です。
北海道日本ハムファイターズは農業体験を楽しみ、地域の人々との交流を図る「グリーンツーリズム」の要素を取り入れながら、地域の魅力や日本の伝統・文化に触れる機会を創ってまいります。