北海道日本ハムファイターズは8月28日(月)、ファームが栗山町民球場で北海道社会人・大学選抜と4年ぶりにプロアマ交流戦を行いました。1,200人が詰めかける中、終盤8回に逆転を許す苦しい展開となりましたが、土壇場の9回に水野達稀選手の左越えソロと梅林優貴選手の中前適時打で追いつき、辛くも3―3の引き分けに持ち込みました。

両チーム無得点の均衡を破ったのは、アマ側でこのカード出場経験のあった今川優馬選手でした。4番・指名打者で出場し、5回2死一、二塁から右翼線二塁打を放って先制点を叩き出しました。前回の出場は東海大北海道4年だった2018年。代打で途中出場して四球と遊飛に終わっていただけに「いいところを見せようと思っていたので、悔しかったのを覚えています」と、特別な思いで臨んでいました。

対する北海道社会人・大学選抜は8回に4番手・柿木蓮投手に襲い掛かり、4安打を集中して一気に3点を挙げてプロをあと一歩のところまで追い込みました。チームを指揮した工藤賢二監督（北海道ガス）は「急造チームでしたが、いいものを出してくれと選手には言いました。勝てたらよかったですけれど、こういう機会はなかなかないですし、この先も継続してできたら」と話していました。

8月28日(月)北海道日本ハムファイターズ vs. 北海道社会人・大学選抜／栗山町民球場

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