2023/09/18 (月)
チーム

木村文紀選手が引退会見

本日9月18日(月・祝)、北海道日本ハムファイターズの木村文紀選手が、エスコンフィールドで会見を開き、今シーズン限りでの現役引退を表明しました。

引退会見をする木村文紀選手

花束を抱える木村文紀選手

引き締まった表情で会見場に入った木村選手は「今シーズンをもちまして、17年間のプロ野球人生にピリオドを打ちます」と引退を報告し、「今年は怪我の多いシーズンでしたし、正直、自分の中でまだ現役にこだわってやりたい気持ちも少しはありましたが、家族と色々と話し合った結果、引退を決断しました」と悩み抜いた結論を話しました。投手として入団し、野手として花開いた野球人生を振り返り、「17年間もプロ野球生活を送ることは想像できなかった。野手、投手と経験できたということは自分の中でも今後の自慢。満足できた野球人生だった」と語りました。
ファイターズの在籍期間は2年少しと短いながら、「去年、静岡で決勝3ランを打った試合」を印象に残る3試合の一つにあげました。「短い時間でしたがたくさん応援していただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ライオンズ時代から応援していただいているファンの皆様にも感謝しかありません」と両チームのファンに感謝。20日の古巣ライオンズ戦が最後のユニフォーム姿となる見込みで、「最後の最後まで全力で戦って終われれば」と清々しい表情で語りました。

木村選手は埼玉栄高校から、2006年高校生ドラフト1巡目で西武ライオンズに入団。投手としてプロ入りし、11年には初勝利をあげるも、12年途中に外野手に転向。強肩強打を武器に14年、17年には2桁本塁打を記録、19年には130試合に出場し、ライオンズのリーグ連覇に貢献していました。21年にトレードでファイターズに移籍すると、ベテランながらパンチ力のある打撃で昨季は2本塁打をマーク。静岡開催での逆転3ラン、ZOZOでの先頭打者本塁打など、少ない出場機会で印象的な活躍を見せていました。怪我に苦しみながら、投手・野手として、17年間プロの世界で戦い抜きました。

2021年8月にトレードでファイターズへ移籍
2021年8月にトレードでファイターズへ移籍

2021年8月対B 移籍後初安打でヒーロー
2021年8月対B 移籍後初安打でヒーロー

2022年7月対E 逆転の決勝3ラン
2022年7月対E 逆転の決勝3ラン

2022年9月対M 佐々木朗希から先頭打者本塁打
2022年9月対M 佐々木朗希投手から先頭打者本塁打

チーム一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 木村文紀選手が引退会見