北海道日本ハムファイターズは本日9月27日(水)、井川伸久取締役オーナーから続投を要請された新庄剛志監督が受諾し、来シーズンも指揮を執ることが決まりました。契約期間は2024年シーズン終了までの1年間。会談後、井川オーナー、小村勝代表取締役社長兼オーナー代行とともに記者会見に臨み、就任3年目にかける決意を語りました。
この世界は結果がすべて。来年も今年のような成績であれば、ユニホームを脱ぐという覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたいと思います。ありがとうございます。
本日は試合前のお忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。本日、新庄監督に契約延長を要請し、その場で受諾いただきましたことをご報告申し上げます。
就任1年目の2022年は6位、今シーズンも今日の時点で最下位と、数字の上ではファンの皆様のご期待に沿う結果にはなっておりません。
しかしながら、ここまでの試合を振り返ってみても個々の選手の潜在能力や意欲を引き出し、成長を促してくれました。転換期にあるチームを成長させている点は十分評価されるものであり、またファンの皆様を大切にされる立ち居振る舞いもファイターズの活動指針に沿うものでありますので、我々の期待が揺らぐことはありませんでした。
日本ハムがファイターズを保有して2024年は50周年にあたります。新庄監督のもとでチーム一丸となって北海道、そして全国のファイターズファンの皆様方とたくさんの喜びを分かち合いたいと思っておりますので、変わらぬご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
エスコンフィールド初年度でAクラスに入りたい気持ちで臨み、シーズン途中はCSを狙える位置につける時期もありましたが、その後戦力等々の事情でいい結果が出なかったのは事実です。昨年松本剛選手が首位打者に輝き、今年は万波選手が本塁打王を狙えるところに来ていまして、選手が育ってきているのは間違いないと思っています。来年以降の戦いに期待しています。
来年はもう優勝を目指してほしいですね。ここエスコンフィールドには新庄監督の胴上げが見たいというファンはたくさんいらっしゃいます。我々もそこだけを期待して来シーズンに向かって行きたい。この秋はしっかりと鍛えてもらいたいと思っています。
「優勝させることはもちろんなんですが、僕の役目は今後のファイターズ、勝ち続けるファイターズの土台を作ることも一つの仕事。あとはファンの皆さんに野球の楽しさを伝えることが僕の使命。そういうところを意識しながら自分らしさを出しながらやっていき、新庄剛志はこのままで終わらない、奇跡を起こす人間だというところを見せつけたいですね」
「今から12分前です。もちろん辞めるつもりもなかったですし、3年目、勝負します」
「胴上げじゃちょっと当たり前すぎて面白くないですね。優勝した時には違う形でやるようなことを考えているので、それを楽しみにしておいて下さい」
「世界一ですね。今年はエスコンフィールド新時代ということでやってきて、観客動員がこういうチーム状態でも2位になれたのはファンの皆さんに感謝しかない。来年は優勝争いして、とてつもない観客動員を集めます」
「この前のコーチミーティングで伝えましたが、来年同じような結果ならユニフォームを脱ぎましょうと。そのくらいの責任を持ってやる。目の色を変えて戦ってくれると信じています」