北海道日本ハムファイターズでは今季限りでの現役引退を表明した谷内亮太選手の引退セレモニーを、本日9月27日(水)の試合後に行いました。
一軍でのラストゲームは7番三塁でスタメン出場。2回には一塁、3回には二塁、4回には遊撃と内野の全ポジションにつき、ユーティリティープレーヤーとして鳴らした名手らしくグラウンドを駆け回りました。2回に訪れた守備機会には一ゴロを難なくさばくと、次はバットでも魅せました。2回2死二塁のチャンスで打席に入ると、追い込まれながら外の変化球にくらいつきました。谷内選手らしいしぶとい当たりは、センター前への先制タイムリー。現役最後の試合できっちりと仕事をこなし、有終の美を飾りました。
試合後に行われたセレモニーでは、「ファンの皆さまの応援が後押しになって11年間、プレーできました」と感謝。「大好きな北海道で、大好きなファイターズで引退することができて本当にうれしいです。幸せな野球人生でした」とすっきりした表情で語りました。 最後はショートのポジションにつくと、ヤクルト時代の先輩で憧れた名手・宮本慎也氏がノッカーとしてサプライズ登場。大先輩からのノックを丁寧にさばき、笑顔でグラウンドに別れを告げました。