北海道日本ハムファイターズと契約した台湾出身の孫易磊（スン・イーレイ）投手(18)が10月16日(月)、台湾・台北市内のホテルで入団会見に臨みました。
育成契約で契約期間は4年。メディアや関係者ら約100人が詰めかける中、孫投手は背番号196の真新しいファイターズのユニホームに袖を通し、「ファイターズからオファーが来てうれしい気持ちです。一生懸命頑張って早く支配下登録の選手になりたいし、チームの勝利に貢献したい」と決意を語りました。

会見に同席したファイターズの稲葉篤紀GMは「今年の春から力をつけてきたと報告を受けていましたが、実際に見て素晴らしいストレートとマウンド度胸があった」と孫投手のポテンシャルを評価し、「孫投手は台湾の宝。将来的に世界で戦えるようなピッチャーになることを期待している」と話していました。

孫易磊投手コメント

稲葉GMから「台湾の宝」と言っていただき、本当にうれしいです。ファイターズというチームからオファーが来てうれしい気持ちでした。このような記者会見を開くことは小さいころからの夢でしたが、今はすごく緊張しています。ファイターズは高校2年のころから注目してもらっていましたし、自分だけでなく自分の家族にも丁寧に説明してくれたことが印象に残っていますし、温かく感じました。一生懸命頑張って早く支配下登録の選手になりたいです。チームの勝利のために貢献したい気持ちが強いです。

稲葉篤紀GMコメント

お忙しい中、多くの台湾報道関係各位、また、孫投手にゆかりのある皆様にお集りいただき、ファイターズ一同感謝申し上げます。ここ台湾で孫投手の入団発表を行えますことを大変うれしく思います。孫投手のことは、彼が高校2年生の時から、ファイターズの国際スカウトが注目をしておりました。私も実際に今年9月のアンダー18の大会で初めて見ました。今年の春から投手として急激に力をつけてきているという報告を受けていましたが、実際に見てすごいストレートを投げていましたし、マウンド度胸もあり、本当に素晴らしいピッチャーだと思いました。北海道日本ハムファイターズは、これまで海外のアマチュア選手と契約をしたことはありません。これは、我々にとって歴史的な出来事であり、孫投手はその歴史の1ページに相応しい投手と思っています。今回お集りいただいた大勢のメディアの皆様をみても分かる通り、孫投手は台湾の宝です。大切にしっかりと育て、将来的に世界で戦えるようなピッチャーになると期待しています。

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