北海道日本ハムファイターズは11月18日(土)、新たに就任が決まった稲葉篤紀ファーム監督、金子千尋ファーム投手コーチ、浦野博司ファーム投手コーチの記者会見を千葉県鎌ケ谷市の球団施設で行いました。それぞれが選手時代に培ってきた経験を現役選手たちに還元しようと、力を込めて抱負を語りました。

ファイターズのユニフォームに10年ぶりに袖を通す稲葉新ファーム監督は「非常に僕自身ワクワクしています。一人でも多く一軍で活躍する選手を育てるというのが私の使命だと思いますので、実現できるようにしていきたいと思います」と意気込みを語りました。今季、特命コーチとしてアメリカで学んできた金子コーチは「アメリカの良いところをチームに還元していきたい。一軍の監督や投手コーチが、このピッチャーを使いたいと思ってもらえる選手を育てられるように一生懸命頑張っていきたいです」と挨拶。浦野投手コーチは「選手にしっかりと寄り添っていきたい。選手一人ひとり違った能力があるので、それを試合で最大限発揮できるようにしていきたいです」と前を見据えました。

稲葉監督は「一軍の状況をみながら、どういう選手が必要か、首脳陣とコミュニケーションをとって準備していきたい」と力を込めました。3人が口にした「一軍の優勝のために」という目標に向かって、ファームの強化に取り組んでいきます。